【プレミアリーグ】シェフィールド・U 0-2 リヴァプール(日本時間12月7日/ブラモール・レーン)
DFとは思えない攻撃面での高い貢献度が話題だ。リヴァプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドはシェフィールド・U戦で、先制ゴールをCKからの絶妙クロスでアシスト。この試合を含めて公式戦4試合連続でゴールもしくはアシストを記録しており、現地メディアも絶賛している。
スコアレスで迎えた37分、リヴァプールがCKのチャンスを獲得すると、キックの名手で知られるアレクサンダー=アーノルドが一撃必殺の武器で結果を残す。
イングランド代表DFはボックス内にファーから走り込んだフィルジル・ファン・ダイクの足元にピタリと届くクロスを届けて、先制点をお膳立て。これで、11月25日のマンチェスター・シティ戦から公式戦4試合連続での得点直接関与となった。遠藤航の同点弾直後に生まれた12月3日のフラム戦の見事な決勝ゴールも忘れ難い。
データサイト『Sofa Score』によると、シェフィールド・U戦でアレクサンダー=アーノルドは7つのラストパスを記録。攻撃時にはセントラルMFもしくはインサイドハーフの立ち位置を取る「偽のSB」として、ゴールが決まった局面以外でも多くのチャンスを演出していた。
地元メディア『Liverpool Echo』の評価でもチーム2位となる「8」が与えられ、「パスの幅が広がり始め、先制点となる見事なCKを放った。リヴァプールで最もクリエイティブな選手だった」と、攻撃面での活躍が賞賛された。
リヴァプールはチームの特性上、アレクサンダー=アーノルドが点に絡み始めると好調を維持しやすい。今季の得点に絡んだ公式戦7試合の成績は6勝1分、昨季も9勝3分1敗と高い勝率を誇っている。リヴァプールの調子のパラメーターは彼の右足であると言っても過言ではないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)