稲垣吾郎がまるでフワちゃんのようなド派手なルックスの一般女性に取材。彼女の意外な過去が明らかになった。
ABEMAにて12月10日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#6では、「髪型の社会学」と題した企画が展開。これは「髪型にこだわっている人の人生には何かがある」と考える、プロデューサー / 大学教員の若新雄純氏が企画提案したもの。同じく髪型に強いこだわりを持つ稲垣が、EXIT・りんたろー。と『DayDay.』(日本テレビ)など多くの情報番組でニュース解説者として活躍する石田健氏を相棒に、東京・原宿でロケを行い、髪型に強い個性を持つ人を取材し、その方の人生・人となりに迫った。
3人はカラフルなヘアスタイルカタログをSNSでアップしている美容室「TOMMY(トミー)」を訪問。そこではお店の常連である・アイさん(25)が待っていた。カラフルなファッションに髪の毛の外側は「8色のロング&蛍光色エクステ」、内側は「刈り上げた上に花柄&イチゴ柄バリアート」を施したアイさん。稲垣は着用しているカーディガンの色味をアイさんに「かわいいですね!」と褒められると、突如スイッチを入れて、「いえーい!」と言いながらハイタッチを求めた。そんな姿を見たりんたろー。は「すごい。フワちゃんレベル100みたい(笑)」と表現していた。
そんなアイさんの職業はアパレルブランド「WEGO」のショップ店員。EXITは自身のオリジナルブランドをWEGOで販売しており、りんたろー。は「ティーンたちがめちゃくちゃ行くショップ」と説明していた。普段、アイさんは神奈川・横浜のショップで働いているそうで、外国人を中心にマスコット的な存在で人気を集めている。
一方でアイさんは、幼少期、カラフルな髪の毛とは無縁だったそうだ。学生時代は「全身、黒」のボーイッシュスタイル。しかし、大学時代に原宿を訪れ、初めて髪の毛を紫に染めて、カラフルなネイルを施し、「これが本当の姿だ!」と気づいたという。目立ちたいという意識はなく、シンプルにカラフルなファッションが好きだから、このような髪色にしているそうだ。
ここまで聞くと楽しそうに生きている印象のアイさんだが、実は、悩みも抱えているという。派手な髪の毛を母親は受け入れてくれたが、親戚やコンビニ店員時代の客から「親不孝者」と揶揄された経験があるという。友人からも受け入れられず「ちょっと横を歩きたくない」と言われてしまったことも。
さらには、5年間交際し結婚を約束していた彼氏の両親にも拒絶され、破局するなどの苦労を抱えていた。それでもアイさんは「この髪色だと常にハッピーでいられる」と前向きに生きていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)