【プレミアリーグ】ブライトン2-1ブレントフォード(日本時間12月7日/アメックス・スタジアム)
三笘薫の”絶妙パス”が勝利につながった。ボックス手前でパスを受けた日本代表FWは自らドリブルで仕掛けるのではなく、裏に抜け出したMFグロスへとパス。最後はグロスがふわりとしたクロスで折り返してヒンシェルウッドのプレミアリーグ初ゴールをお膳立てした。三笘が起点となったことで、ファンも「サッカーIQ高い!」と大興奮の様子だった。
1-1で迎えた52分、ボックス手前でパスを受けた三笘薫は、3人の相手選手の視線を集めながらカットインするフリをして絶妙なタイミングで裏に抜け出したパスカル・グロスへパスを送った。
日本代表FWからの”絶妙パス”が通ると、グロスはファーサイドにふわりとしたクロスを届け、これを右SBで先発出場していたジャック・ヒンシェルウッドが頭で合わせた。18歳の同選手にとって、これがトップチーム初ゴールとなり、メモリアルな一撃でブライトンが勝ち越しに成功している。
この場面にSNSでは「三笘くん、素晴らしい!」「落ち着いてる三笘のパスは上手すぎる」「サッカーIQ高い」「三笘のパスからだし流石のグロスのクロス」「三笘のグロスへのパスとグロスのクロスも完璧やったな」など、決定機演出の起点となった三笘への賛辞の言葉で盛り上がっていた。
31分に決まった同点ゴールの場面でも三笘とグロスのホットラインがつながっている。2つのゴールに関わった日本代表FWに対して、地元メディア『Sussex World』は10点満点で7点とかなりの高評価を与えるなど、勝利に貢献した活躍ぶりが高く評価された。
約1カ月ぶりの得点関与で、再び調子を上げてほしいところだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)