【プレミアリーグ】トッテナム1-2ウェストハム(日本時間12月8日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
3試合ぶりに帰って来た男が最高の結果を残した。出場停止処分が明けて先発に名を連ねたロメロは、CKから打点の高いヘッドでゴールネットを揺らしてみせた。これには主将のソン・フンミンもニコニコの笑顔でアルゼンチン代表DFの得点を祝っている。
スコアレスで迎えた11分、トッテナムはCKのチャンスを得ると、キッカーのペドロ・ポロがゴールから離れていくクロスをボックス内に入れた。
ボックス中央にいたCBのクリスティアン・ロメロは垂直に飛びながら、頭を振ってボールにミート。ウェストハムGKウカシュ・ファビアンスキも反応できない完璧なコースにシュートが吸い込まれて、トッテナムが先制に成功した。これにはソン・フンミンを始め、チームメイトも笑顔で抱き合う嬉しそうなセレブレーションをみせた。
ABEMAで解説を務めた坪井慶介氏は「スパーズはいい流れの時に点を取りましたよね。この後、これで点が入らないとスパーズからするとちょっと嫌な展開と言おうとしたタイミングでのゴールになりました」と、前半開始直後の猛攻を仕掛けたタイミングでの先制ゴールを賞賛。続けて「ここ(相手DFの)2人と競ってるんですけどね。ヘディングをした。インパクトもいいですね」とロメロの高い打点からのヘディングシュートについても言及している。
視聴者からも「きたー!!」「ナイス」「ロメロにメロメロ」「吸い込まれた」「ロメロ強すぎて草」「流石です」「かっこいい」など、アルゼンチン代表DFの一撃に大興奮の様子だった。
ロメロはチェルシー戦で一発退場したことで、ウォルヴァーハンプトン戦、アストン・ヴィラ戦、マンチェスター・シティ戦の出場停止処分を受けていた。晴れて処分が明けたことで今節スタメンに名を連ねると、謝罪代わりの一撃を決めてみせた。頼もしい男が帰って来たことを多くのサポーターが歓迎していることだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)