【WWE】SMACKDOWN(12月8日・日本時間9日/プロビデンス)
毎試合、並外れた打点の高さをリングやバックステージで見せるWWE随一のハイフライヤー覆面レスラー。その身体能力が災いとなる“悶絶”シーンに「これは痛い」「いててて」と反響があがるひと幕があった。
WWEのレギュラー番組『SMACKDOWN』で、リング内外で毎週抗争を繰り広げるサントス・エスコバーと“現代最高峰ハイフライヤー”ドラゴン・リーの試合で事件は起こった。現US王者で、有名YouTuberのローガン・ポールがぶち上げた『US王座挑戦者トーナメント』1回戦で両選手が再戦。先月の大一番『サバイバー・シリーズ』ではカリートの代役を漢気で買って出たドラゴン・リーだが、絶賛闇落ち中のエスコバーに敗れている。
この日も超難度の空中技を次々と繰り出すドラゴン・リーだが、圧巻の連続技の最中の思わぬ悲劇に見舞われる。コーナーから対角線に飛んできたエスコバーをショルダースルーでエプロンに預けると、ドラゴン・リーがロープをフワリと飛び越えヘッドシザースでキャッチ。
ここまでは“息を呑む”流れだったが、エスコバーが投げられるのを耐えてエプロンでパワーボムを敢行。リングの一番硬いエプロンに腰から打ち付けられたドラゴン・リーはマスク越しからもわかるほど顔を歪ませて大悶絶。「エプロンがめちゃくちゃ硬い」ということを知るファンから「いててて」「あー」「エプロンは痛い定期」「あぶない」「硬いところ」などファンは騒然となった。
試合はシットダウン式のパワーボムなど大技を連発し試合の主導権を握ってたドラゴン・リーに、数少ないチャンスを逃さなかったエスコバーが必殺の『ファントム・ドライバー』を決めカウント3。ラテン軍団『LWO』の助っ人ポジションとして“エスコバー討伐”に並々ならぬ執念を見せるドラゴン・リーだが、再び悪の軍門に下った。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)