【ブンデスリーガ】フランクフルト5－1バイエルン（日本時間12月9日／ドイチェ・バンク・パルク）
一体、なにがあったのだろうか。絶対王者バイエルンの守備が完全に崩壊してしまった。フランクフルトの3人の攻撃陣に対し、ドイツ王者は総勢6人で止めにかかったものの、難なく躱されゴールをねじ込まれてしまった。
バイエルンが0-1と追いかける展開で迎えた31分、フランクフルトFWオマル・マルムシュがパスを受けた瞬間に、ドイツ王者は一気に3人がかりでボールを奪いにいくが、うまくキープされ奪うことができなかった。
その後前線へのロングボールをCBのキム・ミンジェはフランクフルトMFアンスガー・クナウフが1対1で競り合ったが、簡単に入れ替わられてしまい、左WGのエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベにパスを展開された。抜け出したこのフランス人FWに対してバイエルンの守備陣は2人がかりで止めにかかるも、ゴールをねじ込まれてしまった。
ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「バイエルンからすると、2回くらい取れるシーンがあって、マルムシュのところは複数いってるんで、潰さないとというところ、マルムシュがまずうまかったですね」と、バイエルンの軽い守備を指摘しつつ、3人に囲まれながらも奪われなかったフランクフルトFWに称賛の声を送っていた。
これにはABEMA視聴者からも「またミンジェやらかした」「バイエルン守備軽すぎだろ」「ミンジェ…」「ディフェンスザルすぎだろ」「まあこれはキーパー含めみんな悪い」と新加入DFだけでなく、チーム全体としての守備の軽さを嘆く声が寄せられた。
この試合でバイエルンは前半のうちに3点を決められると、後半にも2失点を献上。完全に守備が崩壊してしまった。ここ数試合で連敗が続いていたフランクフルトに完敗を喫することを誰が予想できただろうか。レヴァークーゼンやシュトゥットガルトなど好調なチームが多い中で痛恨の敗戦となってしまった。
（ABEMA／ブンデスリーガ）
