【プレミアリーグ】エヴァートン 2-0 チェルシー(日本時間12月10日/グディソン・パーク)
途中出場の若き伏兵が勝利を決定づける一撃を叩き込んだ。試合終了間際に訪れたエヴァートンのコーナーキック(CK)で、一度はクロスを相手GKにパンチングでクリアされたが、そのこぼれ球に詰めた20歳の新星ドビンが左足を一閃。地を掃うダイレクトボレーシュートがネットに突き刺さった。
エヴァートンが1-0とリードして迎えた90+2分、ホームチームは得意とするCKのチャンスを得た。キックの名手ジェームズ・ガーナーがあげたクロスボールは、チェルシーのGKジョルジェ・ペトロヴィッチが何とかパンチングでクリアをしたが、そのこぼれ球を20歳の新星ドビンが左足で一閃。ワンバウンドでゴールネットに突き刺さる強烈なダイレクトボレーが炸裂し、試合終了間際に勝利を決定づけるダメ押しの2点目が決まった。
グディソン・パークをこの日一番沸かせた衝撃的なゴールに解説を務めた粕谷秀樹氏は「これはGK無理ですね」と、エバートンの若き伏兵が魅せたゴールを絶賛した。視聴者も「うわえぐ」「とんでもねえ」「抑えが効いてたな」「文句なしのゴラッソ」と、20歳の若武者が決めたゴールに大興奮の様子だった。
エヴァートンの下部組織出身のドビンはU-21では主力としてプレーしているが、若手よりもベテランを好むショーン・ダイシ監督はこれまであまり起用してこなかった。そんななか訪れた絶好のチャンスでゴールという100点満点の解答を披露。このトップチーム初ゴールをきっかけに彼の序列が変わるかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)