【ブンデスリーガ】フランクフルト5-1バイエルン(日本時間12月9日/ドイチェ・バンク・パルク)
バイエルンのお株を奪うようなカウンターを叩き込んだ。CBウパメカノの持ち運びが大きくなったところを逃さなかったディナ・エビンベが自陣でボールを奪うと、そこからフランクフルトのカウンターが発動。そこからたった10秒でネットを揺らす超高速カウンターが突き刺さり、リードをさらに広げる展開となった。
フランクフルトが3-1とリードして迎えた50分、バイエルンDFダヨ・ウパメカノの持ち出しが大きくなったところを逃さなかったディナ・エビンベがボールを奪取。すぐにファレス・チャイビへボールを預けると、そこから超高速カウンターが炸裂した。
アルジェリア代表FWが外のレーンをドリブルで持ち運ぶと、ボールを奪った本人であるディナ・エビンベが内側のレーンを爆走。最後はそこにパスが通り、GKとの1対1を冷静に沈めた。
ABEMAで解説を務めた川勝良一氏は「ディナ・エビンベのスピード、リーチが素晴らしい。先に触ったし、振ったし、タイミングよかったですよね」と、守備から一気にゴールに迫ったフランス人FWのクオリティを絶賛していた。
ABEAM視聴者からも「フランクフルト強くね」「うますぎる!!」「フランク最強や」など高速カウンターを賞賛する声が寄せられた。一方で「バイエルンはどうした?」「疲れてるんか?」「えぇ、なんやこれ」「ウパメカノは何がしたい」など、後半開始早々にダメ押しの一撃を食らったアウェイチームを心配する声も届ている。
このような高速カウンターはレロイ・ザネやキングスレイ・コマンを擁するバイエルンが本来得意とする攻撃パターンだ。この試合では自分が得意とする形を正面から受けてしまい失点。今後のシーズンに向けて、絶対王者にも課題があるということがよくわかる試合だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)