【プレミアリーグ】エヴァートン 2-0 チェルシー(日本時間12月10日/グディソン・パーク)
イングランドのプレミアリーグで主審の神ジャッジが話題となっている。チェルシーのMFパーマーがペナルティエリア内でDFミコレンコに倒されたようにも見えたシーンで、マイケル・オリヴァー主審は倒れた方のシミュレーションとジャッジ。確かにリプレイ映像を見ると接触はしておらず、レフェリーの目が正しいことが証明された場面だった。
スコアレスで迎えた19分、チェルシーはロングボールを活用した速攻で敵陣を急襲すると、MFコール・パーマーへとボールが渡った。11月の代表戦でイングランド代表デビューを飾ったばかりの若武者はボックス内に進入すると、実況を務めた福田浩大氏が「あっ!」と呟いた通り、エヴァートンの左SBヴィタリー・ミコレンコと接触して倒れたようにも見えた。
しかし、主審のマイケル・オリヴァーはPKの判定を下さず、替わりに倒れたパーマーにイエローカードを提示。直後に流れたアップのリプレイ映像を見る限りは接触がないなかで同選手は倒れており、シミュレーションを取られる形となった。
この神ジャッジを目の当たりにした視聴者からは「審判よく見てるわ」「厳しい」「今のはいい判断」「今日のオリヴァーはいいのか?」「シミュレーションだろ?」とオリヴァー主審のジャッジを支持する声が寄せられた。
現在のプレミアリーグで最も著名なレフェリーであるマイケル・オリヴァーは、24歳のときにリーグ史上最年少で主審デビューを飾ったエリートだ。国際大会でもレフェリングを行うなど評価は高い。この場面ではさすがの判断でシミュレーションを見抜いており、その腕を見せつけた形となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)