THE RAMPAGE吉野北人×藤原樹インタビューオリコン1位、海外公演…充実の2023年を締めくくるライブに意気込み「今のRAMPAGEのすべてが詰まってる」

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　THE RAMPAGEによる全国アリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16" NEXT ROUND』が10月3日（火）の愛知より絶賛公演中だ。「個性のぶつかり合いとプライドの尊重」をテーマに作られた本ライブは、16人が2023年に培った経験、そしてこれまで得たものを融合し爆発させた、エンタテインメント魂の詰まったものとなっている。

【映像】ABEMA×LDH 2022-2023『ぐーたらんぺいじ』

　12月14日（木）18時半からは、ABEMAにてさいたまスーパーアリーナ公演2日目の模様を生配信でお届けする。今年の最後を締めるにふさわしい本公演について、THE RAMPAGEヴォーカルの吉野北人＆パフォーマーの藤原樹にインタビューを実施。見どころや思い、今年の個人的なニュースまで広く語ってもらった。

吉野「16人の強みを見せられる内容」

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――現在ツアー中の『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16" NEXT ROUND』は、グループでどのように作り上げていきましたか？

吉野：　16人それぞれの色が出るようなライブ構成になることを、今回は特に意識しました。ヴォーカルにはソロコーナーがあったり、パフォーマーも曲中でそれぞれのカラーに合う楽曲でソロダンスをしたりするんです。これまでのパフォーマーコーナーとは一味違って、メンバーのカラーに合う楽曲にソロを組み込むようにしました。見ていて展開があるような、ずっと見ていても飽きないライブに仕上がっています。一人一人の見せどころもしっかりあって、16人の強みを見せられる内容になっています。

藤原：　それぞれの個性にすごくスポットが当たっていますよね。16人の爆発力を楽しんでほしいです。

――本公演はセットも今までと違う作りですよね。

吉野：　ライブのセットの見せ方も、すごく攻めていると思います。センターステージ、サイドには花道があるという、僕たちのライブだと今までにない作り方でそこもすごく挑戦です。

――特に「自分のここを見てほしい！」とかはありますか？

吉野：　ソロは当然一人で歌うから、一番緊張感があるんですよね。ライブの転換というか、魅せられるパートなので、しっかりと成立させないとライブのクオリティが下がってしまうなと緊張感を持ちながらやっています。ぜひ注目してください！

――藤原さんは振りを担当されることも多いですが、今回やっていて一番楽しい振りやパートはどこでしたか？

藤原：　今回は全体を通して16人それぞれフィーチャーポイントがあるんです。楽曲も途中のバラードコーナーは少人数にわかれてパフォーマンスがあって、僕は『FEARS』を担当しました。その構成は、たぶん今まで以上に凝っています。

『FEARS』では演出をがっつりつけたいと思って、MVを久々に見返したんです。ヴォーカルが鎖につながれていたので、ふと「あれ？これライブ中やったらいいんじゃないか…！？」とイメージが湧きました。メンバーに話したら、「いいね、やってみよう」と二つ返事だったので、ライブの演出に鎖を加えました。鎖のパフォーマンスという点では試行錯誤しつつも、いざライブが始まって映像で見るとめちゃくちゃ格好よくて。『FEARS』は縛られた世界で必死に生きていくような世界観なので、そのコンセプトにぴったりの演出ができたかなと思います。

藤原、オリコンで初めて1位に「やっと獲れた！みたいな達成感がすごくあった」

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――2023年も活動的に過ごされていましたが、THE RAMPAGEにとってはどのような1年でしたか？

吉野：　国内だけでなく、海外でのイベントやファンミーティングなどもできて、ファンの皆さんに直接たくさん会えた年だったなあと思います。よりファンの皆さんとの絆を感じましたし、改めて存在の大きさも感じた1年でした。

――海外のライブ、国内との違いを感じるような点はどこでしたか？

吉野：　海外の方はとにかく音楽が好きなんだなって、肌で感じました。自分たちの楽曲は日本語ですけど、そのまま日本語で歌ってくださるんですよ。びっくりしました！『Fandango』だと、何の打ち合わせもしていないのに合いの手のように「Fandango！！」と掛け声をしてくれたりして。ライブをしていてもやりがいを感じましたし、すごく刺激的でした。海外の方にもしっかりTHE RAMPAGEの音楽が通用するんだと発見したので、もっともっと海外に向けても、いろいろな楽曲を提示できたらと思います。

藤原：　海外の経験は大きかったですよね。あと、オリコンで初めて1位を取ることができたのもすごくうれしかったです。

吉野：　そうだね！

藤原：　グループとして今まで以上に勢いを感じた1年でした。やっぱりメンバーのみんな念願のオリコン1位でしたし、「やっと獲れた！」みたいな達成感がすごくあって。僕らとしては絶対の目標というわけでもなかったですけど、やっぱり「オリコン1位」というのは僕らも、僕ら以外の皆さんも形としてわかりやすいのかなと思うんです。…家族のグループLINEでも「おめでとう」みたいなのもありました（笑）。

――ちなみに2023年、個人的に成し遂げたことはありましたか？

吉野：　ずっとほしかった観葉植物を買うことができました。ずっとほしいなと思っていたんですけど、何がよいのかよくわからなくて。ラジオのリスナーさんに何がいいか聞いたら「パキラが育てやすいよ」ということだったので、そのままパキラにしました。でも実は…まだ届いていなくて（笑）。これからくるので楽しみです！頑張って丁寧に育てたいです。

藤原：　僕は、人生で1回はやってみたかったスカイダイビングができました。

――藤原さんのインスタにあげていたハワイのものですよね？佐藤寛太さんと行かれていたんですか？

藤原：　そうなんです、寛太くんとプライベートで二人だけで行きました。後からインスタにアップする用で写真を撮りたいなあと思っていたので、寛太くんに撮ってもらいました。寛太くんは写真が趣味で、カメラも3～4台持ってきていたんですよ！すごくガチで、僕の専属カメラマンみたいに撮ってもらいました（笑）。

――写真集が1冊できそうですね。

藤原：　そのくらいいい写真、めちゃくちゃたくさん撮ってくれました。インスタに日替わりで何枚もアップしましたし、まだまだたくさんあります。次もし写真集を撮れることがあるなら、本当に撮影が上手なのでカメラマンを寛太くんにお願いしたいくらいです（笑）。

後輩BALLISTIK BOYZ、タイの案内に「今までで一番頼もしく見えた」

――THE RAMPAGEの次の公演がBALLISTIK BOYZ（12月22日『BALLISTIK BOYZ オンライン限定ライブ～Xmas Party with BALLY’S～』PPVにて配信）になります。BALLISTIK BOYZへのメッセージ、もしくはメンバー間のエピソードがあれば教えていただけますか？

吉野：　バリの楽曲が個人的に好きなので、ライブが楽しみです！！　僕、『Animal』が洋楽っぽくてすごく好きなんですよね。日本であまり聞かない楽曲で聴きごたえがあるので、ライブでやってくれたらいいな～…。

藤原：　いいですよね！僕はメンバーだと砂田将宏、深堀未来と仲が良いので、よく一緒にお酒を飲んだりしています。バリのみんなは半年タイに住んでいたので、タイに行ったときもたくさん案内してもらいました。

――ツウな旅ができました？

藤原：　たぶん僕だけでは絶対に行けないようなところに行けたので楽しかったです。バリのみんなは半年いたから、基本的なタイ語が話せるんですよ。レストランでの注文、タクシーに乗るときの言語もできるので、すごいなとびっくりして。
タクシーに乗ったとき、小さいお金がなくて両替できるはずなんですけど、運転手さんに「できない」と言われたんですね。4000円ぼったくられるところを、将宏がいたおかげで話してくれて何とかぼったくられずに済みました…というエピソードもあります。今までで一番頼もしく見えました（笑）。

――ありがとうございました！それでは、最後にPPV配信を楽しみにしているファンの皆さんへ一言メッセージをお願いします。

吉野：　皆さんに楽しんでもらえるように心を込めて精一杯歌います。画面越しからの応援、宜しくお願いします！

藤原：　このライブは僕たちにしかできないライブになっていると、胸を張って言えます。今のRAMPAGEのすべてが詰まったエンタテインメントをぜひ楽しんで下さい。