【プレミアリーグ】トッテナム4-1ニューカッスル(日本時間12月11日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
待ちに待った復活の瞬間だった。左サイドでボールを受けたトッテナムFWソン・フンミンはドリブルで中央に進入するとマイナスのクロス。そのパスに反応したリシャーリソンがダイレクトで合わせ、自身3カ月ぶりのゴールを記録した。長いトンネルから抜け出したブラジル代表FWの一撃にファンは歓喜の様子だ。
トッテナムが1-0リードして迎えた38分、右サイドからのサイドチェンジでソン・フンミンを狙うと、一度はニューカッスルDFキーラン・トリッピアーが頭で逸らしたが、結果的に韓国代表FWのもとに渡った。
ソン・フンミンは左サイドの張った位置からドリブルでボックス内に進入すると、疲労の色が濃いトリッピアーを強引に突破。そしてマイナスに折り返すと、最後はFWリシャーリソンが左足ダイレクトで合わせ、トッテナムがリードを2点に広げた。
この一連の流れに、ABEMAで解説を務めたベン・メイブリー氏は「この試合左サイドにポジションが戻ったソン・フンミンとトリッピアーとのバトルが2点目にも繋がっています」とコメント。両者のマッチアップから得点が生まれたことを指摘していた。
ABEMA視聴者は「リシャの献身性もやばい」「リシャ復活」「もっとやったれ」とブラジル代表FWの3カ月ぶりのゴールに歓喜の様子だった。
昨夏にエヴァートンからトッテナムに加入したリシャーリソンだったが、昨シーズンは27試合1ゴール4アシストと成績が振るわず、サポーターの期待に応えられなかった。今季も開幕当初はスタメンだったが怪我の影響もあってサブに転落。そして公式戦49試合目となった今節、久々に先発起用されるとその期待に応えてみせた。ちなみにこのゴールがトッテナム加入後初の足でのゴールとなったようだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)