【プレミアリーグ】トッテナム4-1ニューカッスル(日本時間12月11日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
ファウルかノーファウルか、物議を醸す場面だった。トッテナムFWクルセフスキはニューカッスルDFシェアがボールを持った際に、肘を使ってプレーを妨害してパスミスを誘発した。主審はノーファウルで流したが、どちらの判定にも取れる際どいプレーだった。
スコアレスで迎えた12分、トッテナムは前線からニューカッスルの最終ラインに強度の高いプレスを仕掛けた。
デヤン・クルセフスキはニューカッスルDFファビアン・シェアが一つ持ち出した隙を見逃さず、一気に距離を詰めた。その際にスウェーデン代表FWは肘を使いながらプレーを妨害。その後、同選手はこの影響で倒れたシェアの上にのしかかるように被さっており、被害を被ったスイス代表DFは腰を痛めていた。
それでも主審はクルセフスキのファウルを取らずに続行。シェアが起き上がれなくなったことで笛を吹いて試合を止めたが、ABEMA視聴者からは「こんなんカードだろ」「痛いよな…」とファウルだったのではないか、と指摘する声が寄せられた。
レフェリーによって判定が変わりそうな際どいプレーだったが、この場面ではまさかのノーファウルでマイボールにしたクルセフスキがその駆け引きに勝利した。仮にファウルだったとしても前線でのリスタートはピンチに繋がりにくいため、前からプレスをハメれる場面ではしっかりと球際で強く当たっていくべきだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)