「今後、食べない方の入店はお断りします」と宣言し、物議をかもしたのは人気のラーメン店、中華そば「いっけんめ」の店主だ。
 
【映像】ラーメンに爪楊枝…迷惑客による逆ギレ行動
 
 「いっけんめ」と言えば過去には追加注文禁止ルールを守らない客を注意したところ、爪楊枝をラーメンのどんぶりの中にぶちまけられる被害にあったお店だ。その店長が今度は1杯400円のラーメンを2人で「シェア」した客がいたことについて、今後は注文のない客の出入りを禁じると宣言した。
 
 これについてラーメンライターの井手隊長は「昔からあった注意書きを書いた張り紙がSNSになり店主が物言うようになった」と、かつては利用客の声が大きかったラーメン業界も変化してきていると解説した。
 
 さらに「何人かで来てラーメン1杯をシェアされちゃってというのは、これはモラルの問題」と、客の回転重視のラーメン界のなかでシェアをする行為には問題があると指摘。
 
 「ファミリーの多いお店では、ファミリーはテーブル席に通して、そういうところだったらOKしていますとか、いろいろなルールがある。しかし『並んでいるお店』とかでは1人1杯は頼んでほしい」と、明文化されていないルールでも配慮は必要だと訴えた。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より)