【WWE】RAW(12月11日・日本時間12日/クリーブランド)
一歩間違えれば事故レベル…あってはならない衝撃技が飛び出し、怪物美女マネージャーが思わず絶叫。130キロの巨漢によるトップロープから場外への“体重全乗せ”トペ・コンヒーロに「恐ろしい」「死人がでる」など驚きのリアクションが相次いだ。
衝撃のシーンは、体重およそ130キロのアイバーとおよそ150キロのブロンソン・リードの巨漢対決で起こった。衝撃トペが飛び出すと、“物言わぬ野獣キャラ”で奇行がたびたび話題になる怪物美女マネージャーの絶叫ハイテンションも注目を集めた。
1カ月前の4ウェイマッチから因縁がくすぶり続ける2人。共に巨漢で動けるキャラとかぶる部分もあり、ライバル関係になる。2週間前のシングルでは場外での殴り合いに夢中になりすぎて両者リングアウト。その後もレフェリーやセキュリティをぶっ飛ばす制御不能ぶりを見せつけた。
全てがぶちかましのような肉のぶつかりあいが続くなか、目を疑うようなシーンは試合中盤に起きた。リードをクローズラインで場外に叩き落としたアイバーは、躊躇なくトップロープを駆け上がりトペ・コンヒーロを敢行。「ドカッ」という音とともにリードが床に叩きつけられると、怪物美女マネージャーのヴァルハラは獣の血がたぎったか「ウワ〜〜〜」と絶叫してやばいほど“ハイ”なリアクション。さらに「やったわ」という何とも不敵かつ、不気味な笑みを浮かべた。
解説で元WWEスーパースターのフナキ氏も「ブロンソン・リードだから受けたんでしょうけど…とにかくあの巨体、迫力」と若干引き気味で語るとおり、130キロといえば業務用の大型冷蔵庫とほぼ同じ重量。それがトップロープから降ってくるというなんとも危険な場面に遭遇したファンも「おいおいおい」「嘘だろ…」「やばいだろ」「恐ろしい」「死人が出るとペコン」と騒然となった。
その後、ビルによじ登るキング・コングのようにトップロープに上がった両者は、高いところでボコボコの殴り合い。この攻防に打ち勝ったリードが最後は雪崩式のスーパープレックスで落とすと、さすがのアイバーも沈黙してカウントスリーを献上。ほぼ1カ月に渡り続いたライバル対決を制した。(ABEMA/WWE『RAW』)