ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに所属する日本代表DFの町田浩樹に、トッテナム移籍の可能性が浮上している。
トッテナムはアンジェ・ポステコグルー監督の下、今季のプレミアリーグで躍進。開幕10試合を8勝2分の好成績で駆け抜け、首位に立ったほどだ。
ただ、新戦力ながら守備の要だったCBミッキー・ファン・デ・フェンが11節のチェルシーで怪我して以降は失点が増えて不振に。クリスティアン・ロメロが累積警告で欠場中は、本来右SBのエメルソン・ロイヤルをCBに回すほど人材が不足する。出番が少ないエリック・ダイヤーの退団が囁かれる今冬は、CBの補強が必須と見られる。
ポステコグルー監督も先日、「我々は新しいCBと契約する必要がある。すでに頭数が不足しているし、何かが起こった場合は少し不安がある」と今冬の移籍市場でのCB補強を示唆している。
そして、その新戦力候補にはベン・ゴッドフリー(エバートン)、ジャン=クレア・トティボ(ニース)、ラドゥ・ドラグシン(ジェノア)、ヨルネ・スパイラー(クラブ・ブルージュ)とともに、町田の名前も挙がっている。
鹿島アントラーズで育った町田は、2022年1月に移籍したロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで主力に定着。今季はヨーロッパリーグでも見事なパフォーマンスを見せ、日本代表にも直近3回連続で招集されるなどすっかり定着した。守備力の高さはもちろん、左足の技術にも優れ、11月のミャンマー戦で披露したように強烈なミドルシュートも装備する。
実際、現地メディアの『90 min』は、トッテナムが町田に関心を示していると報道。「ポステコグルーは、自身の攻撃的なハイラインの最終ラインでプレーするのに必要な身体的資質を備えた左利きのCBである町田に注目している」と伝えている。
町田のトッテナム移籍は今冬に成立するのか。注目される。
(ABEMA/プレミアリーグ)