【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト 0-2 トッテナム(日本時間12月16日/ザ・シティ・グラウンド)
ブレナン・ジョンソンにとって思い出が詰まった地で悲劇が訪れた。今夏までノッティンガム・フォレストに所属し、親子二代で同クラブのエースとして活躍したウェールズ代表FWは、古巣との対戦で頭部の接触により負傷。流血と脳震盪を疑われる怪我に見舞われた。
スコアレスで迎えた28分、ノッティンガム・フォレストは敵陣でスローインのチャンスを得ると、ムサ・ニアカテが得意のロングスローでボックス内にチャンスボールを届けた。その流れから空中戦でのバトルとなると、トッテナムのFWブレナン・ジョンソンとノッティンガム・フォレストのDFウィリー・ボリーが頭同士で激しく接触。すると前者は頭を抱えながらピッチに倒れ込み、主審は試合を中断した。
すぐにメディカル班が駆けつけて治療を行ったが、ジョンソンは頭から流血しており、念のために脳震盪も疑われた。そのためトッテナムのベンチは同選手を無理させることなく、オリヴァー・スキップとの交代でピッチを去った。その際には今夏までジョンソンが所属したノッティンガム・フォレストの本拠地、ザ・シティ・グラウンドに集まったサポーターから盛大な拍手で見送られている。
視聴者からも「やばそう?」「大丈夫か?」「脳震盪か?」「流血ー」「当たりどころが悪かったか」など心配する声が多く寄せられた。
試合後の記者会見でトッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は「彼は大丈夫なはずだよ。彼は頭にひどい切り傷を負ったが、これから欠場することはないだろう」と軽傷であるとコメント。続けて「脳震盪はなく、頭に切り傷を負っただけだよ」と、疑われた脳震盪ではなかったことを明かした。
ただでさえトッテナムは離脱者が多いなか、大怪我に至らず、安堵したサポーターも多いのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)