パーティー券裏金疑惑で揺れる岸田政権に、大王製紙元会長の井川意高氏が、X(旧Twitter)で怒りを示している。
 
【映像】“パー券問題”に激怒するティッシュ王子・井川意高氏
 
「政治資金法違反 プラス 脱税。当然 自民議員、安倍派も安倍派以外も辞職と逮捕だよな。オレは会社法960条違反で辞職したし刑務所も行ったぞ。そしてオレは会社から借り入れていただけで しかも全額返してるぞ! これで自民党議員が逮捕もされない 税金払わないなら オレは東京地検特捜部を訴えるぞ!」(井川意高氏のX投稿)
 
    井川氏は、会社のカネ106億円をカジノで溶かして逮捕され、実刑4年となった経験がある。怒りの理由について、改めて直撃した。
 
「そもそも政治資金として記載すれば無税。それをわざわざ記載せず、裏金として処理している。収入として記載すれば、支出として記載しなければならないが、その支出が正しい使途として認められない内容だから(記載せず)ポッケに入れた」(井川氏)
 
    井川氏は、その使途は「おそらく地元の選挙の際に配る選挙対策資金」であると推測し、「田舎に行けば公然と行われている」と指摘。具体例として、広島での河井克行元法務大臣の事件を挙げ、「地方議員は同じ自民党だからといって、一生懸命汗をかいて票集めなんて、絶対にしない」と語る。
     
    そして、自身の経験を踏まえて、「今回は特捜に頑張ってもらって、悪い政治家をたくさん片付けてもらいたい」と要望した。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より)