【WWE】SMACKDOWN（12月15日・日本時間16日／グリーンベイ）
待望の“カブキ・ウォリアーズ復活”。…当時のテーマ曲、ド派手な衣装と最高潮の盛り上がりを台無しにした対戦相手の襲撃シーンながら、乱闘での日本人女子レスラーのぶっ飛び方に注目が集まるひと幕があった。
日本時間16日、元WWE女子タッグ王者、アスカ＆カイリ・セインの“カブキ・ウォリアーズ”が復活。勢いを取り戻した所属ユニット“ダメージCTRL”の活気も相まって上昇気流の2人だったが、思わぬ形で水を刺されることとなる。
懐かしい入場テーマ『Warriors』での登場と、よりド派手なコスチュームでアップグレードした2人は、小躍りしながらランウェイを闊歩。しかし、対戦相手のゼリーナ・ベガとミチンが背後から猛ダッシュで襲撃を仕掛けた。
後ろから攻撃を受けたアスカとカイリは花道で倒れ込むが、特に凄かったのはミチンの背後からのエルボーをモロに貰ったカイリの転び方。前から盛大にコケる姿は、振袖で転倒する新成人の悪夢を見ているかのようだった。
背後にゼリーナとミチンの派手なカラーの髪の毛が映った瞬間からファンは「うしろ！」「あーうしろ見て」とコメントするも当然ながら2人には届かず。その後カイリがぶっ飛ぶシーンには「吹っ飛び過ぎだろカイリｗ」「どっちがヒールやねん」とツッコミが殺到。一番の見せどころを奪われ、そのまま試合に突入した。
試合はカイリがトップロープから必殺のインセイン・エルボーを落とし勝利。名コンビの復活に華を添えたが、専売特許だった“入場時の襲撃”で、先手を許すことが増えた“ダメージCTRL”。ヒールユニットとしての完全復活はまだ時間が掛かりそうだ。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
