【プレミアリーグ】リヴァプール0-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間12月18日/アンフィールド)
遠藤航の切り替えの早さが2次攻撃に繋がった。一度目のリヴァプールの攻撃は相手守備陣に阻まれ、そこからカウンターを食らう可能性もあったが、日本代表MFは読みと対人戦の強さでボールを奪取。高い位置で再びマイボールとすると、そこから再びチャンスが生まれた。
スコアレスで迎えた85分、リヴァプールは左SBのコスタス・ツィミカスがボックス内にクロスを入れた。
これをマンチェスター・ユナイテッドDFルーク・ショーが、自らの腕に当たりながら処理。ギリギリハンドにならないプレーでピンチを脱すると、ソフィアン・アムラバトからハンニバル・メジブリにボールが渡り、そこからカウンターの機を伺った。
それに対して遠藤航はチュニジア代表MFを自由にさせないマークでボールを奪うと、すぐにコーディ・ガクポにパス。最後はカーティス・ジョーンズが左足でシュートを放ったが、これは惜しくも右へと外れた。
遠藤の切り替えの速さから二次攻撃に繋がったこの場面について、SNSでは「セカンドボールの回収率エグい」「デュエルも勝ったし、セカンドボールも回収、縦への意識も高かった」「ファウル無しのボール奪取も完璧」と大盛り上がり。彼の持ち味が発揮された場面だった。
この試合で日本代表MFはチーム最多の4つのタックルを成功させ、地上戦も回数(13)、勝利数(8)もともにトップのスタッツだった。マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチで見事ユルゲン・クロップ監督の期待に応えている。
(ABEMA/プレミアリーグ)