BALLISTIK BOYZ日髙竜太×砂田将宏　国内外の公演を経て気づく自分たちの強み「大きな一歩を踏み出せた、スタートができた2023年」

　BALLISTIK BOYZがオンライン限定としては2年ぶりとなるライブ『BALLISTIK BOYZ オンライン限定ライブ～Xmas Party with BALLY’S～』を12月22日（金）19時よりABEMAにて開催する。“Xmas Party”と銘打たれたタイトルからも伝わるように、BALLY’S（ファンネーム）と楽しいクリスマスを過ごそうとメンバーが趣向を凝らした、この日限りのスペシャルな一夜となる。

【映像】BALLISTIK BOYZが語る"EXILEのスゴさ"

　2023年、BALLISTIK BOYZはタイ武者修行後初となるツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2023 “N.E.X.T.”』で全国14都市計16公演を完遂、その後8月にマレーシア「JAPAN EXPO MALAYSIA 2023」インドネシアの音楽FES「ASIAN SOUND SYDICATE」、9月は「NIPPON HAKU BANGKOK 2023」へ2年連続での出演を果たしており、まさに世界基準で活動を拡げ続けている。

　ABEMA TIMESではメンバーの日髙竜太＆砂田将宏にインタビューを実施。ネタバレギリギリで“Xmas Party”について語ってもらったほか、年の瀬も迫った今、2023年の活動を振り返ってもらった。期待と充実を胸に宿した二人の熱い言葉を届けたい。

砂田、Xmas Partyは「一番楽しみなのはちょっと“お楽しみ”を発表できるところかな」

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――今回のオンラインライブは“Xmas Party”となっています。楽しみにしているBALLY’Sに、楽曲のこと、企画している中でご自身も楽しみにしているところから教えていただけますか？

日髙：　はい。もちろん普通のライブをやるだけでなく、いわゆるクリスマスパートみたいなところはきっちりと用意しています！

砂田：　そうだよね！“Xmas Party”なので、そんな感じの衣装も用意していますし、クリスマスソングもパフォーマンスします。

日高：　久しぶりのオンラインライブということもあるので、普段のパフォーマンスと違って、オンラインならではの見せ方で色々チャレンジしていきたいなと今絶賛リハーサルに取り組んでいます。オンラインだからこそ「こういうのもできるじゃん？」みたいな感じで、みんなでアイデアを出し合っているんです。

砂田：　あと…一番楽しみなのはちょっと「お楽しみ」を発表できるところかな？BALLY’Sには期待していてほしいです。

――具体的にやる曲目までは言えないかと思いますが、セットリストのヒントはありますか？

日髙：　今年は『N.E.X.T.』ツアーをやっていたんですけど、そのツアーの中でやっていなかった自分たちの楽曲も組みました。「ちょっと久々だな、この曲」という楽曲も入れたりしています。

砂田：　昔の自分たちが映っている映像を見て、振りを思い出すところから僕らもやりました（笑）。

――振りおこしってやつですね、楽しみです。やる・やらないは別にして、お二人の好きなクリスマスソング、クリスマスに聴きたい曲は何ですか？

砂田：　僕は、ジャスティン・ビーバーの『Christmas Love』です。ニューヨークに住んでいたころ、ギターを始めたときにちょうど冬くらいでその曲を弾き語りの練習にしていたんです。毎年『Christmas Love』を聴くと、ニューヨークでの冬をすごく思い出すので、思い出したいのもあって冬になると聴いています。

日髙：　僕はEXILEさんの『あなたへ』と『I believe』です。そもそもすごい大好きな楽曲なので、毎年冬は聴くかもしれないです。カラオケでも歌っちゃいます。

――日髙さんだと100点ぐらい余裕で出せる感じですか？

日髙：　…出しちゃいますね（笑）。

砂田：　本当～（笑）！？

――ちなみに、ライブ前に行うゲン担ぎや習慣など、大事にしているルーティンはありますか？

日髙：　本番の前日は必ずトレーニングしてサウナに行きます。ジムに行ってサウナの流れは身体の疲れも取れるし、引き締まった気持ちにもなれるので。

――サウナは事務所内ですごく流行っていますよね。

日髙：　流行っていますね。

砂田：　みんな行っていますね。

日髙：　行ったら会いますもん。

――砂田さんはルーティン、ありますか？

砂田：　全部のステージにあがる前にpray（お祈り）しています。僕はクリスチャンなんですけど、小さいころからサッカーの試合の前にもやっていましたし、もう習慣なんです。

日髙：　そういえば、毎回俺もやってるかも！本番出る前に「よし！」みたいな感じでこう、お祈りというか。

砂田：　目をつぶったりしてね。
（通りがかり話を聞いていた深堀未来：僕は大体まっさんと隣なんですよ。彼がこう（お祈りを）やっているのを見て「お、またやってるわ」っていつも思ってる！）

砂田：　思われているんだ（笑）。僕の場合結構ガチでやっているんですよ。

日髙、2023年は「BALISTIK BOYZが目指す場所、目標や夢に向けての動き出しがあるべき形になってきた年」

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――2023年は国内外での公演も多く、活躍が顕著な年だったかと思います。グループとしては、どんな年でしたか？

日髙：　やっとBALISTIK BOYZが目指す場所、目標や夢に向けての動き出しがあるべき形になってきた年でした。日本でライブをしながら、毎月のように海外に行ったり来たりできたので。そのスタイルこそ、自分たちの理想の形でもありました。ようやく始まって動き出した、スタートができた年だと思っています。だからこそ、来年からはさらに濃くしていきたいですし、再来年、その次と年々濃くしていけたらいいなと思います。

砂田：　僕も同じ気持ちです。初めて日本以外の国で僕らだけのライブを成功させたことはかなり大きな収穫でした。あれが成功するか・しないかで今後の未来もだいぶ変わってくると思うので、本当に大きかったと思います。

あと、今年はメンバー全員の意識の高さ・思い・考え方がすごく上がった年だと感じています。今までも同じ方向を見ていたけれど、よりきちんとピントが合った感じがしていて。これまで持っていた夢も本気でしたけど、いわば「ただ持っている大きな夢」だったのが、やっとそこへの道がちゃんと見えた、大きな一歩を踏み出せた年でした。かなり自信がついた感じがあります。

――数年前までBALLISTIK BOYZと言えばJr.EXILEの中で一番若いグループでしたが、後輩グループも増えてこの1～2年でぐっと変わりましたよね。そのあたり、どう感じていますか？

日髙：　先輩からも、後輩からもすごく刺激を受けています。一番近い存在でいうとPSYCHIC FEVERは一緒にタイに行ったりもしましたし、リアルに比べられることが多かったんです。海外のイベントではどちらのグループもまだまだ無名なので、自分たちも負けない気持ちを持ちながらも、心強くて。すごくいい存在だと思っています。

先輩では、THE RAMPAGEさんも一緒にタイに行ったりしました。海外のイベントだと上下関係なく、本当に「どのグループがかませんの？」という感じなんです！！目の当たりにして、つい先日メンバーともリアルに「自分たちの強さって何なんだろうね？」と話し合ったりもしました。僕らは（強みを）持っているつもりでしたけど、より全面に出していかなきゃね、と。先輩も後輩も、そうした気づきや成長のきっかけを与えてくれる存在です。自分たちだけだと気づかないことっていっぱいあったなと、しみじみ感じました。

来年やってみたいこと「アクション作品に挑戦」

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――個人的に今年成し遂げたこと、成し遂げられなくて来年に持ち越しということなども教えてください。

砂田：　今年できなかったことというか、この先「いつかできたらいいな」と思っているのは俳優業です。アクションが好きというか、ジャッキー・チェンが大好きで！お父さんが好きだったので、その影響をもろに受けています。保育園のころに初めて持った夢が「ジャッキー・チェンみたいになりたい！」だったので、とにかくアクションの作品に挑戦したいです。

日髙：　じゃあ僕は…今年成し遂げたことで言うと、いろいろなご縁があり、初めてアパレルブランドの方とコラボしてポップアップツアーをやらせてもらいました。すごく楽しかったですし、プラスの経験にもなりました。

あとは来年の1月に初めてファンクラブ内でソロイベントを開くんです。もともとやりたい気持ちと、迷いと、ちょっとした葛藤が自分の中でせめぎ合っていました。けど、2023年の自分のテーマが、あと2年ちょっとで30歳になるので「20代のうちにやれることをやっておこう」でした。なので「全部今やる！」という選択肢を取りました。いろいろな思いを振り切ってやろうと決めた年でした。

――砂田さんは広く先の未来の夢を持ち、日高さんご自身は今年は進むことに舵を切ったという年だったんですね。

日高：　そうですね。今年は、個人的にすごくいい1年でした。こんな風に思える感覚、今までの年ではなかったというか。グループごとでは、もちろん毎年毎年すごいいい年だったなと思っていたんですけど、個人では「本当にやりきれたのかな？」と思ってしまう年もあったんです。僕の来年の願望としては、もっともっとグループのためになるものをガンガンチャレンジしていきたいです。歌でもっと発信していきたいなと思っています。