【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト 0-2 トッテナム(日本時間12月16日/ザ・シティ・グラウンド)
VARは危険なプレーを見逃さなかった。トッテナムのMFビスマによる膝へのタックルは一度イエローカードのジャッジとなったが、主審がピッチ上で映像確認を行うと判定が変更に。レッドカードによる一発退場となり、トッテナムは残り時間を一人少ない10人での戦いを余儀なくされた。
トッテナムが2-0とリードして迎えた69分、イヴ・ビスマは自陣でのビルドアップで自らのタッチが大きくなると、それを挽回すべくルーズボールを回収しようと試みた。
しかし、このボールを先に回収したのはノッティンガム・フォレストのMFライアン・イェーツだった。結果、ビスマが伸ばした足は同選手の膝に直撃。そのままノッティンガム・フォレストがシュートに持ち込んだため、一度この危険なプレーは流されたが、プレーが止まるとイエローカードが提示され、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が該当シーンの確認を行った。
主審にOFR(オン・フィールド・レビュー)での確認を促すと、画面にはスローでビスマのタックルが危険だったことがわかる映像が流れた。すると、解説を務めた粕谷秀樹氏は「これはだめだ。意図的じゃなくても直接傷つけるプレーはレッドの対象。これはイエロー取り消しのレッドかな」と一発退場が妥当だと推測。
視聴者も「これは赤だな」「あちゃー」「まじ何やってんの」「ガッツリ当ててる」と、一発退場はやむなしという反応だった。
粕谷氏やファンの推測どおり、ビスマのイエローカードは取り消されて一発退場に。これで今季のトッテナムはリバプールに並んでリーグ最多タイとなる4枚目のレッドカードを出されたことになる。相次ぐ退場劇にアンジェ・ポステコグルー監督も頭を抱えていることだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)