【プレミアリーグ】リヴァプール0-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間12月18日/アンフィールド)
遠藤航の守備意識の高さが光った場面だった。マンチェスター・ユナイテッドが得意とするカウンターに対して日本代表MFは最後まで相手FWに身体を寄せて自由にシュートを打たせない完璧な守備を披露。見事なカバーリングにファンからは称賛の声が集まっている。
スコアレスで迎えた67分、マンチェスター・ユナイテッドは前掛かりとなっていたリヴァプールの裏を取るカウンターで一気にゴールに迫った。
右WGのアントニーからトップ下のスコット・マクトミネイのボールが渡ると、同選手はストライカーのラスムス・ホイルンドに丁寧なラストパスを出した。ボックス内で絶好のボールを受けたデンマーク代表FWはワンタッチで持ち出してシュートを放った。
1本目のシュートを打たせてしまった遠藤航だが、GKのアリソンがセーブしたこぼれ球に対してはしっかりと反応。ホイルンドに身体を寄せて自由にシュートを打たせず、絶体絶命のピンチを防いだ。
この抜群の守備対応にSNSでは「遠藤ベストプレーは66分の背後とったホイルンドにしっかりついて行ったシーンかな」「ホイルンドにボール入りそうな時に毎回遠藤に阻まれてる」など、日本代表MFを賞賛する声が多く見られた。
リヴァプールは後半にかなり前掛かりとなったため、必然的にカウンターを招く場面が増えた。そうした中でも遠藤はチームのために奔走。読みの鋭さと対人戦の強さで多くのピンチの芽を摘んでいた。
(ABEMA/プレミアリーグ)