【WWE】RAW（12月18日・日本時間19日／フィラデルフィア）
体重差およそ70キロの相手をスピードで翻弄しながら、トップロープから驚異的な高さ、芸術的な飛型から会心のセントーン爆撃に会場は沸き「すごい高さ」「めっちゃ完璧」など驚嘆の声。チームメイトも“無理ゲー”認定した超難敵に思わぬ健闘ぶりを見せた。
戸澤陽がアイバーと対戦。体重138キロ（アイバー）と70キロ（戸澤）。実質、体重差およそ2倍の化け物を相手に互角に渡り合った。
所属ユニット“アルファ・アカデミー”がバックステージで各々の来年の目標を熱く語るなか、リーダーのチャド・ゲイブルが「戸澤、新年は大きく出ろ」のゲキ。その影響もあってか、ガチでデカい相手を指名してしまった戸澤。
相手は138キロとほぼ体重が2倍のモンスター、アイバーとあってチームメイトたちからも「さすがに無理だろう…」と心配の声があがるなか戸澤が思わぬ健闘を見せつけた。
試合はスピーディーな動きからスピンキックや、股くぐりとチョロチョロと相手をかく乱すると、レッグシザースでコーナーへ激突させる頭脳プレー。軽々とリフトされてもDDTで落とし、アイバーのボディプレスをかわすと前は気合の“Tシャツ破り”まで披露。この日の戸澤はいつもと違っていた。
そして、トップロープからフワリと跳んで高さ、芸術性のあるセントーンも難なく成功させると会場はどっと沸いた。難敵をあと一歩まで追い込む一撃に「すげえいいセントーン」「高いｗ」「キレイだな」の声。さらに解説で元WWEスーパースターのフナキ氏からも「元パートナー、ディック東郷を思い浮かべる」というお褒めの言葉が。
この日は70キロ近い体重差のなか“あと一歩で勝利”というところまで追い込んだ戸澤。最後はトップロープからのフランケンシュタイナーを宙吊りにされ「嘘やろ…」とヘン顔のままリフトされ、アイバーの雪崩式パワースラムでカウントスリーを喫した。（ABEMA／WWE『RAW』）
