公式戦5試合連続スタメン起用となった遠藤に対して、地元メディアは「価値を示し始めた」と高く評価している。
遠藤は先日行われたイングリッシュ・プレミアリーグ第17節、マンチェスター・ユナイテッドとのノースウェスト・ダービーに先発出場するとチーム最多の地上戦数(8/13)を叩き出すなどドイツ時代に評価を高めた"デュエル"で躍動した。
この活躍に地元メディア『Liverpool Echo』は10段階で評価で「6」を与え、寸評では「試合が進むにつれ、セカンドボールを拾うのがうまくなった」と評価している。
さらに21日に行われたカラバオカップのウェストハム戦でも先発出場し、これで公式戦5試合連続スタメン起用。この試合でも最多となる9回のボール奪取、地上戦では6回中4回に勝利、パス成功率は96%を誇るなど圧倒的なパフォーマンスを見せ、60分にベンチに下がる際にはアンフィールドのサポーターからスタンディングオベーションで迎えられた。
ウェストハム戦についてリバプール専門サイト『This Is Anfield』は「スロースタートを経て、エンドウはリヴァプールが最も必要としたタイミングで価値を示し始めた」とコメント。さらに「終始試合を支配したマンチェスター・ユナイテッド戦でのエンドウは印象的だった。リーグカップ準決勝進出を決めたウェストハム戦はベストパフォーマンスの1つだ」と、直近2試合の出来を高く評価している。
さらに現地のサポーターたちも遠藤のパフォーマンスに歓喜しているようで「まだエンドウのことを非難する人もいるが、彼が中盤でもたらしているものを私は愛しているよ」「キング・エンドウ」「スタートは遅かったが、今は重要な役割を担っている。まさにバーゲンサイン。さらに彼のベストはまだきていない」「日本のサムライ!土曜日のアーセナル戦も楽しみだ」といったコメントが寄せられている。
リヴァプールは次節、勝ち点1差で首位に立つアーセナルとの首位攻防戦を迎える。好パフォーマンスを続ける遠藤の活躍に期待だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)