【WWE】SMACKDOWN（12月22日・日本時間23日／グリーンベイ）
後方から担ぎ上げてスラムを狙った選手が、空中で攻守を入れ替えられ、気がついたらパイルドライバーで脳天から真っ逆さまにマットへ落下。一瞬混乱する覆面レスラーの超異次元カウンター攻撃に観客も口あんぐりのひと幕があった。
新チャンピオンとなったばかりのNXT北米王者ドラゴン・リーがブッチとの防衛戦を行った。今秋から『SMACKDOWN』でインパクトある戦いぶりで席巻中のハイフライヤー、ドラゴン・リーに、名タッグ“ブローリングブルーツ”を仲間割れで解消したばかりのブッチが挑んだ試合は、スピード感溢れる好勝負を繰り広げた。
実力者同士の対決ということもあり、実況のフナキ氏も「一回のミスが命取りになる」という拮抗した戦い。相手をロープ逆さ吊りにして、ドラゴン・リーが高く飛んで腹部目掛けて両足着地するダブルフットスタンプ『パタラス・エネル・ペチョ』を炸裂させる。
今度はブッチのターン。走り込んできたドラゴン・リーをリフトし、宙に浮いたまま頭を叩いてマットに落とす返し技を敢行。さらに背後から担ぎあげて得意の『ビター・エンド』を狙うが、ドラゴン・リーが空中で体を入れ替え変形のカナディアンデストロイヤーで脳天直撃の一撃を見舞った。
ファンも「ドラリー凄えな」「なんだそれ」「切り返し技がすげーwww」「こんな返しあるんだ」とその身体能力に驚きの声があがるなか、一気に攻め込んだドラゴン・リーが首を決めながら一回転で落とすコリエンド式デスティーノで、カウント3を奪いフォール勝ちを収めた。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
