【プレミアリーグ】バーンリー0-2リヴァプール(日本時間12月27日/ターフ・ムーア)
前節ホーム、アンフィールドでアーセナルと引き分けたリヴァプールが、敵地で盤石の勝利を収めた。この快勝で暫定ながら1位に浮上している。
その中で遠藤航はプレミアリーグで5試合連続スタメン出場を飾った。ユルゲン・クロップ監督やサポーターからの評価が日増しに高くなっている日本代表MFに対して、地元メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Liverpool Echo』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。遠藤にはチーム最高点タイとなる「8」の評価が与えられた。
寸評では「終盤に一度、パスミスがあったが、印象的なプレーで(バーンリーGKの)トラフォードの好セーブを誘った。大きな努力で2点目の起点となった」と全体的に高い評価を受けている。
イギリスメディア『90min』も同じように10段階での採点を行い、こちらはチーム2位タイの「7」点に。寸評では「ほとんどテストされることはなかったが、プレッシャーがかかるたびにそれを阻止。実に落ち着いたパフォーマンスだった」と、安定的なパフォーマンスが評価されていた。
これまで遠藤はマンチェスター・ユナイテッド戦やアーセナル戦など、トランジションが重要となる試合で結果を残していた一方で、自分たちが70%近くボールを保持するゲームではやや苦戦をしていた。
そんな中迎えた今節バーンリー戦はリヴァプールが69%ボールを保持する展開となったが、日本代表MFは攻守に安定したパフォーマンスを披露。守備時は相手の攻撃を冷静に対処し、2本のラストパスを記録するなど攻撃面でも持ち味を発揮してみせた。
今節の勝利でリヴァプールは暫定ながら首位に浮上。すっかりアンカーのレギュラーに定着した遠藤の貢献もあり、2023年のラストマッチを最高の形で締めくくった。
(ABEMA/プレミアリーグ)