【WWE】RAW
2023年、数々の激闘と“名珍”場面が繰り広げられたRAW。その年間傑作選が12月25日（日本時間26日）に放送され、女子レスラーがレフェリーとあわや衝突＆抱擁のアクシデントに会場がどよめき「おっと、アブナイ！」と実況アナが驚きの声を上げる一幕があった。
4月1日、「レッスルマニア39」で行われた女子王座戦。シャーロット・フレアーとリア・リプリーの激闘の最中にそれは起こった。
この試合、女王シャーロットは絶好調。場外への完璧なムーンサルトプレスを決めるなどリアを圧倒していた。とどめを刺すべく、得意の『フィギュア・エイト』に持ち込もうとしたシャーロットだったが、リアに蹴られロープに飛ばされると、スピアーへと移行。しかし、これもリアにかわされると、シャーロットは目の前にいた女性レフェリーと衝突寸前に。その瞬間、危険を察知した超満員の場内に地鳴りのようなどよめきが響いた。
シャーロットは「おっと、アブナイ！」と動きを止めレフェリーと軽く抱擁。衝突を回避したものの、一瞬の隙を突いたリアにヘッドバットを叩き込まれ、フィニッシュムーブ『リップタイド（変形ストレッチボム）』と持ち込まれて形勢逆転を許してしまう。
ここでカウントスリーを許さずギリギリでキックアウトしたシャーロットにリアは「何で返せるの？」と驚きの表情。だが、すぐに気持ちを切り替え『プリズムトラップ（変形テキサスクローバーホールド）』で絞り上げた。最後はトップロープでの攻防からシャーロットが雪崩式を狙うもコーナーポストの鉄柱に叩きつけられ宙吊りになると、リアがダメ押しの『雪崩式リップタイド』でカウント3を奪い女子王座奪取に成功した。（ABEMA／WWE『RAW』）
