デビュー25周年を迎え自身初となる47都道府県ツアーを開催中の歌手・浜崎あゆみ(45)が、引退を考えていたことを告白した。
26日に更新したInstagramで「若い頃に経験して一番虚しかったのは、歌うのが楽しくなくなった時だった。まぁまぁ最近で一番哀しかったのは、歌うのが怖くなった時だった。」と書き出した浜崎。
「20年以上の酷使に加えて、長いコロナ禍や2回の出産や年齢が重なったりなんだかんだ...オイオイ聞いてないよって神様に突っ込みたくなるぐらい左耳の聴力と声帯はある時からものすごいスピードで疲弊し消耗され、まさに燃え尽きていた。潔く辞めよう、本当にそう思った」と明かした。
そんな状況を救ったのはボーカルトレーナーの恩人だったそうで、浜崎はこう記している。「最後のステージだけは、肩書きも経歴も何もなくデビュー前の生徒だった時の自分を思い出して『歌』を一から学び直したいと会社に申し出た。それが、コンちゃん先生との出会いだった。」
ポジティブなボーカルトレーナーとの出会いで、歌のパフォーマンスのみならずメンタルも支えられ、ステージに立ち続けられているという。
そして現在の心境については「何が言いたいかというと『不安』とか『恐怖』ってのは、どんなに幸せな時間をもそうじゃなくしてしまう。99個幸せなのに、1個の心配事が100のチカラで覆い尽くす。そこに死んだ気で向き合ってみたら、自分はひとりじゃない事を思い出す。世の中はこんなちっぽけな出来事なんか気にしていない事に気付く。人生なんて立ち止まるにはあまりにも一瞬しかないんだと感じる」と、明かしている。(『ABEMA NEWS』より)