『しくじり先生 俺みたいになるな！！』に、お笑い芸人の吉村崇が出演。後輩芸人の活躍に本音を吐露する一幕があった。
この日の番組では、『しくじり先生』10周年を記念して「お疲れ様会」を放送。レギュラーメンバーのオードリー若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑の3人がこたつを囲み、酒を片手にこれまでの10年間を振り返った。
『しくじり先生』の放送が始まった2013年頃、生活情報番組のMCをすることが多かったという若林。当時、吉村と澤部は人気コント番組『ピカルの定理』（フジテレビ系）で活躍しており、若林は"THEバラエティ番組"をやっている2人が心底羨ましかったという。
すると、吉村は「俺は真逆だったね」といい、世代の近い若林が番組のMCをやっているのを見て焦っていたと告白。「やばい、どんどんMC始まっていくよ。ピカルもやってるけど早く抜け出さないと、っていう思いがあったから」と、当時の心境を明かした。
吉村の告白に若林は意外そうにしながらも、「今はどうなの？もう1個下の世代でお笑い番組バンバン始まってるでしょ」と質問。これに吉村は「ヤダね〜」と即答し、「我慢して抑えてるけど、『がんばれよ！』とか言ってるけど、ヤダね」と素直に思いを明かした。
澤部は「シンプルに『ヤダね』？」と笑ったが、吉村の意見には共感できる様子。若手世代が自分たちだけの番組を持つことは「俺らもそうだった」と納得しながらも、若手が番組で経験を積んでいる状況に「絶対抜かれちゃうじゃん」と不安を感じているという。
「自分は若い時からテレビに出させてもらって、経験は積んでるから……経験だけで出てるだけ。他の奴らもいっぱい経験を積んでったら、すぐ抜かれちゃうんじゃないかって」と心の内を語った。
若林は「そうやって思うことがあるんだ澤部で。もう澤部なんか”上がった”ように見えるけどな」と驚いた様子。吉村も「俺からすれば上がってる感覚するけど、まだ不安？」と聞くと、澤部は「そりゃ不安ですよ」と大きく頷いていた。
