【プレミアリーグ】リヴァプール1-1アーセナル(日本時間12月24日/アンフィールド)
圧巻のカウンターだった。エース・サラーがボールを収めた次の瞬間、リヴァプールの5選手が一気に加速。2対5の超数的優位の状況を作り出し、フィニッシュまで持ち込んだ。アーノルドのシュートは惜しくもクロスバーに弾かれたが、「終わったと思った」とSNS上で大盛り上がりとなっている。
イングリッシュ・プレミアリーグ第18節でリヴァプールは、勝ち点1差で追いかけるアーセナルとの首位攻防戦を迎えた。要塞・アンフィールドでの一戦は、4分に先制を許す展開となったが、9分にはサラーの一撃で試合を振り出しに戻した。
1-1で迎えた72分、リヴァプールらしいカウンターが炸裂する。アーセナルのコーナーキックを防ぐと、自陣のボックス手前でサラーがボールを収める。すると次の瞬間、左からヌニェス、エリオット、グラフェンベルフ、アーノルドが猛ダッシュ。サラーを含めて5選手が一気に相手ゴールを目指して爆走した。
サラーは右サイドからゴール前に走り込んできたアーノルドにラストパス。右足でゴールの上を狙ったシュートは、クロスバーに弾かれてゴールとはならなかった。
決め切ることはできなかったが、迫力あふれるカウンターにファンたちが反応。「今年見た試合で1番面白かった。このカウンターいかつすぎる」「ゾクゾクした」「絶望的な状況だったな」「終わったと思った…」「アーノルドが爆発的に速いなw」「もうこれに関してはグーナーの念が通じたとしか思えないw」などさまざまなコメントが寄せられた。
このシーンに象徴されるように、プレミアリーグの首位攻防戦は白熱した一戦に。最終的には引き分けに終わり、アーセナルが首位をキープしてクリスマスを迎えた。
(ABEMA/プレミアリーグ)