31日の大晦日にさいたまスーパーアリーナで行われる「にゃんこ大戦争presents RIZIN.45」。第8試合で三浦孝太(BRAVE)を相手にMMAデビュー戦を迎える皇治(TEAM ONE)が、対戦相手である三浦に「親の七光りでリングに上がるというのは、かっこいいことではない。人の名前で上がっているようなやつに活躍できるリングじゃないということを見せてやる。そんなに甘くないですよ格闘技界は」と口撃を仕掛けた。
来るべき決戦に向けて日本のMMA総大将である青木真也とトレーニングに励む皇治。話を聞くと「三浦君が相手とか、誰が相手とか気にしてない。俺のデビュー戦ってだけの話」と冷静を装った皇治だったが、本心は違っていた。
一方で「楽なマッチアップではない」というのが青木真也の見解だ。「初戦ということもそう。ふたを開けてみないとどうなるかわからないということも含めて“楽な勝負じゃない”」という見立て。楽観視はできないという。
またMMAデビュー戦に向けて色々とトレーニングに前向きな皇治の姿勢を評価しつつも「格闘技は習い事ではなく、闘い。うまくなることが目的ではない。大晦日の試合に勝つことが目的」と勝負に徹したTO DOの取捨選択とアドバイスに余念がない様子だ。
その後、三浦の試合のVTRを見ながら言葉を交わした二人。青木が「ちゃんと対策はできてるんで大丈夫です」と不敵な笑みを浮かべた。
今回の試合を通じて「挑戦する姿を見せたい」と皇治。34歳の大晦日は自分のため、応援してくれるファンのために闘う覚悟だ。