【プレミアリーグ】アーセナル0-2ウェストハム(日本時間12月29日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルのディフェンス陣がまさかの珍プレーを見せてしまった。ゴール前に入ってきたクロスボールはブラジル代表DFガブリエウが対応。しかしクリアしたかと思われたボールがウクライナ代表DFジンチェンコに直撃すると、その流れから先制点を許した。
前節終了時点で首位に立っているアーセナル。先に試合を終えたリヴァプールが勝利したことで、エミレーツ・スタジアムで行われたロンドン・ダービーは負けられない一戦となった。
しかし14分に1つのミスから先制点を許してしまう。エメルソンに入れられた高速クロスからピンチを迎えたが、ファーサイドに流れたところでガブリエウが対応し、ボールをサイドラインに蹴り出そうとした。
ところがボールは、カバーに入っていたジンチェンコを直撃。再びボックス内にボールが戻ってくるとボーウェンの折り返しに、ソーチェクが合わせてゴールネットが揺れた。
ボーウェンの折り返しがゴールラインを割っていた可能性もあったためVARの確認が入る。ボーウェンの体がゴールライン上にあり、リプレイ映像でも確認しても判断が難しいシーンだった。VARとの長い交信をへてゴールが認められ、ウェストハムが先制となった。
このシーンについてSNSでは「クリアの仕方知ってるってレベルでひどい」「出てる出てない以前に声掛けすれば防げた失点」「アーセナルが崩壊している」「なんで裏から声かけてやらないかな」とアーセナル守備陣に対する不満の声が多あがっていた。
その後、アーセナルは再三にわたってチャンスを作るも決めきれず。逆に55分にはかつてのチームメートであるマブロパノスにゴールを許して試合終了。リヴァプールに抜かれて2位転落となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)