平本蓮を救った“原点回帰”の特訓「ばっちりハマりました」因縁のYA-MAN戦の裏側

RIZIN
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 12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」が開催され、平本蓮が原点回帰のムエタイ戦法で因縁のYA-MANから判定勝利を収めた。

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 11月のFIGHT CLUBでYA-MANが朝倉未来をKOしたことに端を発した両者の因縁。SNSやカード発表会見では激しい舌戦を繰り広げ、大会前日の公開計量を平本がドタキャンし、YA-MANが「平本は、ビビって来られなかったみたいです」と逃亡扱いするなど、大会直前まで遺恨は深まっていた。

 この因縁の一戦に向けて平本が意識して取り組んでいたことがある。それがムエタイだった。K-1でプロデビューし、MMA転向後は剛毅會で空手を学んでいる平本だが、最初に学んだ格闘技はムエタイだ。YA-MAN戦に向けて練習を積む中で、平本はムエタイを思い出したという。

 いざ試合が始まると平本はサウスポー(左構え)、そして後ろ重心に構える。パンチを振って前に出てくるオーソドックス(右構え)のYA-MANに対してインローを蹴り、左ストレートのカウンターを当てた。平本がイメージしていたのはムエタイのレジェンドであり、元K-1スーパー・ライト級王者のゲーオ・ウィラサクレックの動きだ。

「僕はもともとムエタイをやっていて、ゲーオのスタイルに憧れていたんですよ。MMAを始めてからは組みを意識した打撃になっていたんですけど、今回は自分が持っていた打撃力を活かしてやりたいなって。YA-MANからテイクダウンされることはないと思っていたし、だったらキックのスタイルでやろう、ゲーオと同じサウスポーでいこうと思いました。

 僕はオーソドックスとサウスポーをどちらも出来て、オーソドックスは攻撃力を活かす喧嘩系のスタイル、サウスポーは技のレパートリーを使えるスタイルなんです。オーソドックス対オーソドックスは打ち合いになるけど、オーソドックス対サウスポーは距離も遠く戦えるし、今回は遠い距離から攻撃することを意識していました。イメージ的にはゲーオと木村"フィリップ"ミノルの2回目。離れたところで左を蹴って、左ストレートを合わせる。そんな感じですね。あとはタワンチャイとかスーパーボンとか今のムエタイのトップ選手の試合を見て、空間や距離の取り方もイメージしていました」

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 またムエタイが活きたのは打撃だけではなかった。YA-MANがパンチで前に出て組み&テイクダウンの攻防になったとき、平本はレスリングではなくムエタイクリンチ=首相撲で対応したのだ。

 できるだけ力を使わず、相手の重心をコントロールするのがムエタイの首相撲で、ムエタイの強豪選手は体重や体格差に関係なく、首相撲で相手を簡単に崩す・こかすことが出来る。平本はRIZINでも活躍する元ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者の梅野源治を臨時コーチとして招聘し、首相撲やヒジ打ちの練習を続けていた。

「普段YA-MANは首相撲がないRISEルールでやっていて、MMAの練習をやっていたとしても、首相撲の練習ってそんなにやってないと思ったんですよ。だから打撃だけじゃなくて、組みの部分でもムエタイの首相撲をやっていました。首相撲以外にも首相撲からのヒジ打ちも練習していて、いざ試合で試してみたら対応できていなかったので、首相撲・ヒジ打ちも有効でした。YA-MAN戦は自分の中にあるムエタイがばっちりハマりましたね」

 お互いの意地とプライドをかけた、そして絶対に負けられなかった戦い。平本を勝利へと導いたのは原点回帰のムエタイだった。

文/中村拓己

©︎RIZIN FF

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