【プレミアリーグ】フラム2-1アーセナル(日本時間12月31日/クレイヴン・コテージ)
【映像】冨安健洋、クリアボールが体にあたり不運な失点関与の瞬間
新年早々に冨安健洋の姿を見ることができて嬉しかったサポーターも多かったのではないだろうか。
アーセナルに所属する日本代表DFは12月初旬に行われたウルブス戦で負傷していた。それ以降は怪我のために離脱を余儀なくされていたが、現地時間では2023年ラストマッチとなったフラム戦でメンバー復帰を果たし、後半開始と同時にピッチに登場した。
地元メディア『Football london』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。冨安には及第点となる「6」が与えられている。
寸評では「出場後、左サイドでフラムの脅威を阻止。(ベン・ホワイトがベンチに下がった67分以降は)右サイドにポジションを移して多彩なプレーを見せた」と評価されていた。
そのほか地元メディア『90min』や『Evening Standard』でも同じく及第点の「6」という採点に。後者の寸評では「ハーフタイム明けから出場し、まずまずの働きをみせた。アジアカップのために離脱するのは惜しい」と、復帰して間もなくチームを離れてしまうことに関しても言及されていた。
後半開始から試合に出場した冨安だったが、らしくないミスをする場面もあるなど、まだ本来のコンディションではないようにも思えた。それでも彼が戦列に戻ってきたのは重要、と言いたいところだが、寸評にもあったように、間もなくAFCアジアカップ出場のためにチームを離れることが予想される。
直近の約1ヶ月間で冨安不在時の難しさを痛感したサポーターも多いだろう。幅広いポジションをカバーできる彼が再び1ヶ月間不在となるのは大きな痛手で、SBの選手層に問題を抱えているアーセナルは、1月1日に開幕した冬の移籍市場でSBの補強に動くことになるかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)