【WWE】SmackDown
タイトル移動直後にリングへ乱入して挑戦権を発動。「こんなのありか?」という狡猾なやり口で日本人3人目となるWWE女子王座戴冠の衝撃。快進撃を続ける悪女軍団誕生から1年目の快挙だった。
2023年の傑作選が12月29日(日本時間30日)に放送され、同年8月5日開催の『サマースラム』で、三つ巴形式のWWE女子王座戦直後に起きた驚きのタイトル移動劇を振り返った。
王者アスカ、ビアンカ・ブレアー、シャーロット・フレアーによる壮絶なタイトル戦は、アスカをビアンカが丸め込みカウント3で勝利。前王者ビアンカのタイトル返り咲きというクライマックスで大円団かに見えた。
しかし、試合終了直後、ベルトを掲げるビアンカの前に悪女軍団“ダメージCTRL”のベイリーとイヨが猛ダッシュで登場。イヨは、いつでもどこでも王座に挑戦できる権利「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」を保持しており、契約書入りのブリーフケースで王者、ビアンカを急襲。イヨはその場で挑戦権「キャッシュイン」を発動し、ムーンサルトプレス一撃でビアンカを仕留めWWE女子王座を初戴冠した。
激戦の直後に「キャッシュイン」行使と、狡猾な手段でベルトをかっさらっていくあたりはヒールの彼女らしいやり口。
とはいえ2022年「サマースラム」でベイリー、イヨ、ダコタ・カイによる3人でスタートした"ダメージCTRL”が、結成ちょうど1年で女子最高峰のタイトルを戴冠。イヨにとってはブル中野、アスカに続く日本人3人目のWWE女子王者となった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)