【プレミアリーグ】フラム 2-1 アーセナル(日本時間12月31日/クレイヴン・コテージ)
かつてアーセナルでプレーした男が古巣を激励した。フラムvsアーセナル戦のパブリックビューイング・イベントにゲスト参加した宮市亮は、試合終了後に「カモン、ミケル!カモン、ガナーズ!」とコメント。今季初のプレミアリーグ連敗を喫して首位の座を明け渡してしまった古巣、そして元チームメイトのミケル・アルテタ監督に、応援メッセージを送る一幕があった。
日本時間の年越しにかけて開催されたフラム対アーセナル戦のパブリックビューイング・イベントにゲスト参加した横浜F・マリノス所属のFW宮市は、アーセナルが1-2で敗れた試合終了後、カモン、ミケル!ですね。カモン、ガナーズ!頑張ってほしいです本当に」とかつてプレーした古巣を激励。悔しさを滲ませながら、左手の拳を握りてエールを送った。
宮市は2011年夏から2015年夏にかけてアーセナルに所属し、現監督のアルテタも同期入団。宮市が怪我とレンタル移籍を繰り返したことで同じピッチに立つ機会は少なかったものの、当時はLINEで繋がっていたことも今回のイベントで明かした。
宮市は以前のインタビューで、「当時から彼は監督になる人だなという振る舞いでしたね。リーダーシップと言えばアルテタみたいな感じです」とコメント。「アーセナルのスタイルに合わせようとしていた自分に対しても、『亮はスピードがあるんだから、こういう仕掛けがいいよ。もっと自分を出していけよ』というポジティブな声がけを常にくれました」と思い出も語っていた。
今回の「カモン、ミケル!カモン、ガナーズ!」というコメントは、そんな“お世話になった先輩”と古巣アーセナルに対して、心から送る応援メッセージだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)