【プレミアリーグ】トッテナム3-1ボーンマス(日本時間12月31日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
ソン・フンミンが相手の隙を見逃さなかった。ボーンマスの最終ラインが揃っていないことを見るや、この韓国代表FWは見事なムーブで背後へと抜け出して、最後は角度のない位置から左足でゴール。”ニンジャムーブ”と言わんばかりのフィニッシュワークでダメ押しの2得点目を叩き出した。
トッテナムが1-0とリードして迎えた71分、左サイドから細かいパスワークで相手のプレッシャーを剥がすと、最後はジョバンニ・ロ・チェルソからソン・フンミンへ絶妙なラストパスが通った。
多くの人がオフサイドに見えたこの場面だが、逆サイドのマックス・アーロンズが一人だけ最終ラインを揃えることができていなかった。この隙を見逃さなかった韓国代表FWはそのままボックス内に進入し、左足で逆サイドネットを揺らす技ありシュートを叩き込んだ。
このゴールについて、ABEMAで解説を務めた南雄太氏は「一度ボール叩いた後に動きが止まらないところがすごい。動きの連続性があるのであのボールが出てきますし、止まっていたらあのチャンスは生まれないですからね。スケジュールがきつくても走れるのが彼の魅力ですね」とコメント。ボールを引き出す動きを止めないことがゴールに結びついたと分析している。
ABEMA視聴者も「神!」「流石のソン」「うますぎる」と大興奮だった一撃で、ソン・フンミンは今季リーグ戦で12ゴール目となる得点を記録した。好調を維持する韓国代表FWだが、AFCアジアカップに出場するためプレミアリーグはこの試合を最後にしばらく出場することができない。この大きすぎる穴をどのようにして埋めるかが、今季のトッテナムの最終順位に大きく影響しそうだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)