【プレミアリーグ】トッテナム3-1ボーンマス(日本時間12月31日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
トッテナムの狙いがハマった瞬間だった。ボーンマスGKからの縦パスをMFベンタンクールがカットしてからショートカウンターのスイッチが入ると、最後はサールが地を這うミドルシュートで勝負あり。ボールを奪ってから7秒で攻撃が完結すると、ファンは「最高!」と大興奮の様子だった。
スコアレスで迎えた9分、ボーンマスGKネトが中央の味方選手に縦パスをつけようとすると、これをトッテナムMFロドリゴ・ベンタンクールがカット。このインターセプトからショートカウンターが始動すると、最後はジョバンニ・ロ・チェルソのラストパスを受けたパペ・マタル・サールがフリーで地を這うミドルシュートを放ち、ホームチームが先制に成功した。
この場面について、ABEMAで解説を務めた南雄太氏は「ネトが真ん中につけたところを前向きで奪われてしまったので、ボーンマスからしたらもったいない失点でした。ただサールのシュートは完璧でしたね」と言及。ミスから生まれたゴールだったとは言え、フィニッシュワークの部分についてセネガル代表MFを賞賛している。
一方のABEMA視聴者は「最高!」「これがハイライン!」と2023年ラストマッチで決まった狙い通りのゴールに大興奮の様子だった。
トッテナムに貴重な先制ゴールをもたらしたサールだったが、32分に負傷交代でベンチに下がった。1月に開幕するアフリカ・ネーションズカップ出場が危ぶまれる事態となったが、怪我の具合は重くないようで、このままセネガル代表に参加する予定だそうだ。大怪我に至らず、安堵したスパーズサポーターも多いのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)