【プレミアリーグ】フラム2-1アーセナル(日本時間12月31日/クレイヴン・コテージ)
冨安健洋が猛抗議をした場面があった。フラムMFウィルソンがボックス手前でアーセナルDFサリバに腕をホールドされる形で倒された。これに対して冨安らアーセナルの選手は「ノーファウル」、フラムの選手は「決定機阻止で退場」と両軍の選手たちが主審に激しく抗議を行った。
フラムが2-1と追リードする展開で迎えた86分、GKのベルント・レノからのゴールキックをラウール・ヒメネスが逸らすと、これが上手い具合にアンドレアス・ペレイラの前にこぼれて、背後へ抜け出したハリー・ウィルソンにスルーパスが送られた。
これに対して後手に回ったアーセナルは、CBのウィリアン・サリバがウィルソンの腕を掴む形で進行を阻止。同選手が倒れると主審はすかさずイエローカードを提示して、フランス代表DFのファウルを取った。
この判定に納得がいかないアーセナルの選手たちは冨安健洋らチームメイトも交えて猛抗議。対するフラムの選手たちは決定機阻止であることをアピールしながら抗議を行っていた。
この場面について、視聴者は「退場じゃないんだ」「赤じゃないだけまし」「カバーおるやん」「とるなら赤だろ」「まあ一人いるし黄色だな」「サリバ珍しいね」と全面的に主審のジャッジを指示していた。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏が「カバーがいたので無理に倒さなくてよかったですね」と言及したように、サリバがやや冷静さを失ったことで生まれたピンチだった。このファウルからアーセナルはクロスバー直撃の強烈なFKを浴びており、あわやダメ押しの追加点を奪われるところだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)