【プレミアリーグ】フラム2-1アーセナル(日本時間12月31日/クレイヴン・コテージ)
プレミアリーグNo.1タックラーがチームの危機を救った。アーセナルFWサカがボックス内でシュートを放とうとした場面でフラムMFパリーニャが強烈なタックルを敢行。一歩間違えればPKになりかねない守備だったが、これが成功してピンチを回避した。
フラムが2-1とリードして迎えた81分、ホームチームはアーセナルFWブカヨ・サカにボックス内へドリブルでの進入を許して絶体絶命のピンチを迎えた。
この場面でチームを救ったのが、昨季に続き今季もプレミアリーグのタックルランキングでトップに立つジョアン・パリーニャだった。同選手はフラムDFカルヴァン・バッシーが抜かれる前までは他の選手のマークについていたが、ドリブルでかわされたことがわかると猛スピードでサカに近づき、その勢いを緩めることなくタックル。この対応が功を奏してフラムはリードを保つことに成功した。
チームを救ったパリーニャについて、ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「これを生き甲斐にしていますからね。命懸けでタックルしている」とコメント。ファンも「ボールいってる」「さすがパリーニャ」「すげぇタックル」「激しいな」と圧巻の守備を称賛した。
パリーニャは夏の移籍市場の閉幕前にバイエルンへの移籍が決定的になるも、フラム側が代役を確保できなかったことで不成立になっていた選手だ。そのため、チームに対する忠誠心が薄まってもおかしくない状況だったが、このポルトガル代表MFは新契約にサイン。プレー面でもタックル直後に見せたガッツポーズが象徴するように、気持ちを込めてプレーしており、今季もフラムを牽引する存在となっている。
(ABEMA/プレミアリーグ)