【プレミアリーグ】トッテナム3-1ボーンマス(日本時間12月31日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
トッテナムGKヴィカーリオが味方選手の足を刈り取る場面があった。しかし、当然ながらチームメイトへのタックルは意図的ではない。ベン・デイヴィスからのバックパスが弱くなったところをケアするために、前へ出てクリアしたところでエメルソンの足も一緒に蹴ってしまったことで起きたハプニングだった。
トッテナムが1-0とリードして迎えた64分、ベン・デイヴィスからのバックパスが弱くなったところをボーンマスFWドミニク・ソランキが反応した。
これに対してトッテナムはGKと右CBで対応し、最終的にグリエルモ・ヴィカーリオがクリアしてピンチを脱した。しかし、その際にクリアした足がCBのエメルソンに直撃。不幸にも味方選手を刈り取ってしまうハプニングが発生した。
この場面について、ABEMAで解説を務めた南雄太氏は「ちょっと声が聞こえないかもしれないですしね。足ごともっていかれましたね」と言及。スタンドの声援やコミュニケーション不足がこのハプニングに繋がったと分析している。
ABEMA視聴者も「なにしてんねん」「まじかよ」「おいおい」と削られてしまったエメルソンを心配していた。
この場面で味方選手を削ってしまったヴィカーリオだが、今季はウーゴ・ロリスからポジションを奪って不動のレギュラーの座を掴んでいる。彼の異名が”ヴェノム”ということについて、ABEMAで実況を務めた永田実氏は「シュートを止めて吠える姿、超能力者ばりのショットストップで、アメコミヒーローの“ヴェノム”という愛称があるそうです。ヴェノムってまあまあグロテスクなルックスなんですけど(苦笑)。1試合1回は(超能力者ばりのストップを)見せますからね」とあだ名の由来を明かしていた。
(ABEMA/プレミアリーグ)