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【映像】住宅ローンで損しないための行動
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 不動産投資のローンは「変動金利」と「固定金利」のどちらがいいのか、専門家たちがそれぞれの考えを述べた。
 
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 次世代型不動産会社TERASS・江口亮介社長は「2024年は都内のマンションは買いなのか」という問いに「都市部の中古マンションを変動金利で早く買うべし」と述べた。その上で「2008年から価格が上がってきている。昔の人と比べたらガッポリ儲かるような買い方はできないが、どうせ買うのであれば早く買ったほうがいい」と提案した。
 
 固定金利より変動金利を勧める理由については「安くて0.2パーセント台があり、固定金利と比べて幅がどんどん広がっていっている印象をある。いろいろな銀行が金利競争をして、各々が変動金利を下げようとしていて、いま8割ぐらいの人が変動金利を選んでいる」とした。

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 しかし経済評論家・佐藤治彦氏は、今年は金利正常化元年になると指摘した上で「過去30年間の経済を見てきて、今年は潮目が変わる年なんだから、いままでの経験で話している人のことをそのまま信用していると、ガッポリどころかお金をドッサリとられる」と警告。
 
 「30年間というスパンで考えたときに、その真ん中ぐらいで(金利が)2パーセント、3パーセントにくるようなことがいくらでもあり得る。そういうときに自分が返せるか返せないか、きちんと計算してから手を出さないと。住宅取られるだけだったらいい。だけど仕事や家族関係まで全部ぶっ壊れる、住宅は怖い。そこだけは充分考えて」と訴えた。
 
 経済アナリスト・馬渕磨理子氏は「アメリカは固定金利が7割で契約されている。固定であれば自分のライフスタイルを考えて事前に設計できるので、金利が上がる前に固定で契約するというのももちろんあり」と、固定金利のメリットを説明して「お2人の意見をミックスすると、変動と固定の2つをミックスすればいいというのが結論になるのではないか」と提案。
 
 この意見に佐藤氏も同意して「いつか変動が固定を抜く可能性は十分にあると思っている。そうなることを考えたら、どうしても住宅ローンを組みたい人は両方とも組んでいれば、まずは平均点になる」と解説。さらに「半々で借りる、もしくはミックスして借りる。こういう考え方でいくのが正しいと思う」と私見を述べた。
 
(『お金大好き!田中萌アナウンサーの新春ガッポリばなし』より)

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