【プレミアリーグ】トッテナム3-1ボーンマス(日本時間12月31日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
新守護神が躍動している。今季よりトッテナムの正GKを任されるヴィカーリオは毎試合のようにチームを救うビッグセーブを見せ、悪天候に見舞われたボーンマス戦も安定したパフォーマンスを披露。これには現役時代GKでプレーした南雄太も称賛していた。
トッテナムが1-0とリードして迎えた50分、ボーンマスがCKのチャンスを獲得すると、ルイス・クックのクロスをドミニク・ソランキがドンピシャのヘッドで合わせた。
この日のロンドンはかなりの悪天候に見舞われており、豪雨だけでなく雹も降っていたが、この環境でも関係なしにトッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオはビッグセーブを披露。絶体絶命のピンチを抜群の反射神経で防いでみせた。
これにはABEMAで解説を務めた南雄太氏も「(ビッグセーブするのは)恒例ですよね。だいたい1試合で2、3本は“それ止めるか”というシュートを止めています」と、自身と同じポジションのイタリア代表GKを賞賛している。
データサイト「FBref」によると、今季のトッテナムはリーグワースト3位となる「34.6」の失点期待値(相手のシュートチャンスが失点に結びつく確率)を記録している。
それにも関わらず失点を29に留めているのはヴィカーリオのビッグセーブのお陰であり、実際に失点期待値のワースト4クラブのうち3つが現在降格圏に沈んでいることからも、上位争いを続けるチームにおける彼の貢献度の大きさがわかるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)