【プレミアリーグ】トッテナム3-1ボーンマス(日本時間12月31日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
トッテナムMFのラテンの血が騒いだようだ。自陣ボックス手前で守備をしていた場面、MFのロ・チェルソはゴール前の危険な位置だったにも関わらず、相手MFに容赦ないタックルを敢行。身体ごと吹っ飛ばす強烈すぎる膝スライディングが炸裂した。
トッテナムが1-0とリードして迎えた40分、ボーンマスの攻撃に対してホームチームはコンパクトなブロック守備を引いて対応していた。
そんな中、ジョバンニ・ロ・チェルソはボーンマスMFマーカス・タヴァーニアーのカットインに対してスライディングで対応。ボックス手前という危険な位置だったが容赦なく相手選手を膝スライディングで刈り取り、主審からイエローカードが提示された。
この場面について、ABEMAで解説を務めた南雄太氏は「安易に滑りたくないですよね。ロ・チェルソは前節PKを取られたシーンもあったのですが、けっこう一発でガツンといくんで、かわされてしまうとファウルになってしまいますよね」とコメント。2試合続けて危険な位置でファウルを与えてしまう理由について分析していた。
ボールを持った際には繊細なドリブルやパスで違いを作るアルゼンチン代表MFだが、球際への強さは同国出身の選手らしいハードな一面も持っている。この場面もすでに味方選手が帰陣してブロックを敷いていただけに飛び込む必要はなかったが、相手をつぶし切りたいという本能的な血が騒いだのかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)