2月18日(日)に東京ドームシティプリズムホールで行われる『BreakingDown 11』オーディション動画の最新回が、3日に朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開。身長198cmのテコンドー全日本選手権12連覇の江畑秀範が驚異の身体能力と攻撃力で喧嘩自慢を秒殺し、レフェリーストップに追い込んだ。軽くステップを踏んで脱力した状態から後ろ回し蹴り、ハイキック、二段蹴りなど堰を切ったように飛び出した鋭い足技の数々で喧嘩自慢を翻弄。秒殺に追い込んだ衝撃のムーブを受け「足技が器用&多彩でブルース・リーの映画のよう」「キックボクシングでこんなスタイルを見た」など驚きの声が上がっている。
江畑はテコンドーの元五輪代表で全日本選手権12連覇という実績もさることながら、RIZINやDEEPにも出場している猛者。さらに身長198cm、体重83kgという恵まれたフレームは対戦相手の驚異となる。
「東京オリンピックが終わってモチベーション下がって、次の刺激のあるものと出会いたい」
との理由で今回のオーディションに参加した江畑。瓜田純士の呼びかけに応じて決定した対戦相手は、喧嘩自慢100人最強決定戦に出場していた布谷天志。こちらも恵まれた体格とパワーで喧嘩自慢を圧倒し、ベスト4に入ったBDの実力者だ。
しかし、ゴングが鳴ると、圧巻の江畑劇場が開演。軽く左右のステップを踏んで、その長い両腕をだらっと下げて不敵な笑みを浮かべた江畑は、一歩前に出た布谷に向かって左の後ろ回し蹴りを一閃。これを被弾して体が右に流れて顔が下を向いた布谷の顔面に返し刀で左ハイを打ち込んだ。
「おぉっ」
一連の江畑の先制攻撃にオーディション会場はどよめいたが、江畑の猛攻は止まらない。左ミドルで布谷をケージ際に追い込んで背中を向けさせると、宙を舞いながらの二段蹴りでさらに追い打ち。そこから左右のパンチ、最後は左ハイでファーストダウンを奪った。
再開後、反撃を試みたい布谷がパンチを打ち込むべく前に出ると、カウンター気味に鮮やかな左ハイを振り抜き、バチンと乾いた音が。たまらずよろめいた布谷に左右のパンチを叩き込むと、布谷が崩れ落ち「それまで!」とレフェリーが割って入った。
経験と実力の差を見せつけた江畑の圧勝劇だったが、試合開始直後に魅せた動きにネット上からは「足技が器用&多彩でブルース・リーの映画のよう」「キックボクシングでこんなスタイルを見た」といった声や「生物的にレベルが違う」「テコンドーニキえぐい」など驚きの声が相次いで寄せられた。
そんな江畑の本戦の相手は、その前に試合出場をかけたスパーリングに勝利していた“北九州最狂”の松井健に決定。本戦屈指の好カードに注目が集まる。