【WWE】RAW(1月1日・日本時間2日/サンディエゴ)
コーナーからのドロップキックをドロップキックで迎撃してグッタリ。試合中にドクターがリング・インする物々しい空気のなか異例のレフェリーストップ。ファンも「何が起こった?」「ガチのアクシデント?」と騒然となるひと幕があった。
【映像】空中迎撃の“ドロップキック”で衝撃レフェリーストップ
“インペリウム”ルートヴィヒ・カイザー&ジョバンニ・ヴィンチとジェイ・ウーソ、コフィ・キングストンのタッグマッチで、トップロープから飛んだヴィンチが、頭を打ち脳震盪となるレフェリーが試合を強制終了するWWEでは異例のアクシデントが発生。その後のメディカルの迅速な対応にも注目が集まった。
一時期の不仲ムードからなんとなく関係を修復しつつあるカイザー&ヴィンチと、新鮮なジェイ&キングストンの組み合わせによるカード。序盤はヴィンチがロープに飛んで高速かつ低空のクロスボディ、カイザーの太々しいヨーロピアン・アッパーカットからロープに括りつけて挟み込みのドロップキックとキレのある連携で“インペリウム”のペース。
そんな中、キングストンとヴィンチが攻防を繰り広げるなか事件が起こった。ヴィンチがトップロープから飛んだ際にキングストンもドロップキックで反応。両者が空中で交錯すると落下したヴィンチはグッタリとしたままピクリとも動かない。
タッチを待つカイザーとジェイは、試合続行を望むようなリアクションを見せたがレフェリーがゴングを要求。ヴィンチにドクターが駆け寄るなんとも物々しい雰囲気となった。
ファンも「え?」「なんで?」とリアクション、実況陣も「リングベル?」と唐突な試合終了に困惑ぎみだが、状況からしてヴィンチに何らかのアクシデント。ファンも「ガチのヤツっぽいな」「ちょっと心配だな」の声、会場にレフェリーストップが告げられると、解説陣も「これはいい判断です」と試合を即止めた判断を支持した。
勝ち名乗りを受けたジェイとキングストンも不完全燃焼といった表情だが、リプレイシーンではヴィンチをキングストンが迎撃した際に交錯し後から落下、頭部がバウンドするシーンに実況も「脳震盪を起こしたんでしょうね…」と語った。
受け身の上手さで定評のあるWWEスーパースターには珍しいアクシデントにファンも「これは止めるのも理解できる」「レスラーは大変だな」や「リングドクターも迅速でしたね。素晴らしい」といった意見も見られた。(ABEMA/WWE『RAW』)