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【映像】アッパーで流血迎撃…衝撃の瞬間

WWE】RAW(1月1日・日本時間2日/サンディエゴ)

 “5年越しのリベンジ完遂”と誰もが思った瞬間に飛び出した顔面へのグーパン・アッパーカット。“強面”女子レスラーが顔面血まみれで戦意喪失に…。因縁の発端となった鼻折り事件をフラッシュバックさせるような修羅場にファンが絶句するひと幕があった。

【映像】アッパーで流血迎撃…衝撃の瞬間

 新年最初の大会で女子戦線最大の因縁対決、ベッキー・リンチとナイア・ジャックスが実現。5年前にリングで揉めるなかで鼻を折られて以来「打倒ナイア」をひと時も忘れなかったベッキーが勝利目前で再び顔面パンチを喰らう悲劇で流血…恨みの精算どころかさらに怒りの上塗りとなる事態となった。

 遡ること2018年、「SmackDown」vs「RAW」女子の乱闘騒ぎのなか、ナイアのグーパンチでベッキーが鼻を折られ流血して、戦線離脱へ追い込まれた「鼻折り事件」に端を発する根の深い両者の因縁。その後、紆余曲折あり2人の対戦は長らく実現しなかったが、昨年『RAW』で顔を合わせると再戦の機運が高まっていた。

 相変わらず公称123キロの巨漢ナイアと、61キロのベッキーのパワーと体格差は歴然だが、この日は頭脳プレーでエプロンでの尻自爆や、鉄柱へのグーパン自爆などナイアのパワーを相殺するクレバーな戦いでベッキーが試合の主導権を握る。

 ベッキーはさらにトップロープからギロチン・ドロップ、逆十字と間髪入れずサブミッション攻撃。そして猪木vsアンドレ・ザ・ジャイアントのフィニッシュシーンを彷彿させる腕固めでタップ寸前まで追い込むがパワーでねじ伏せられる。

 一方のナイアも、ベッキーのフィニッシャー、雪崩式マンハンドルスラムを回避し雪崩式サモアンドロップと決めに行くがキックアウトされ頭を抱え動揺を隠せない。フラフラになりながらもベッキーもパンチ20発攻撃と、もはやプロレスというよりストリートファイトのような戦いぶり。

「何としても宿敵を倒したい」そんな強い意志をみせ、トップロープから飛んだその時だった、ナイアがベッキーの顔面めがけて拳を一閃。アッパーカットが直撃したベッキーは、123キロがセカンドロープから降り注ぐ“重さの暴力”「バンザイ・ドロップ」でカウントスリーを喫した。

 驚くのは地元サンディエゴでの凱旋勝利にも関わらずナイアへの激しいブーイング。しかも殴られたベッキーは5年前と同様血まみれに…。ファンも「正月からエグい」「また流血」「またしても遺恨」「これまだ続くのか…」と絶句。

 “ザ・マン=男女を超越した存在”のニックネームで女子選手でも強さの象徴としてリスペクトされているベッキーだが、喧嘩マッチへの完敗のショックで弱々しい姿に。完全に戦意喪失し遠くを見つめていた。(ABEMA/WWE『RAW』)

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