【WWE】SMACKDOWN（1月5日・日本時間6日／バンクーバー）
新年の三つ巴戦は、大流血、レフェリー失神、乱入者多数の衝撃展開。世界最高峰のリングで試合をぶち壊したチャンピオンに、4WAYマッチの防衛戦をGMが強権発動で決定するシーンも飛び出した。
2024年の初回放送でAJスタイルズ、ランディ・オートン、LAナイトのスーパースター3人によるトリプルスレットマッチ（三つ巴戦）が実現。試合中レフェリーが巻き込まれ失神、その後大乱闘という波乱の幕開けとなった。
ローマン・レインズが持つ統一WWEユニバーサル王座の挑戦者決定戦に、復帰したばかりのAJとオートンの大物2人がエントリー。さらに現在の『SMACKDOWN』を牽引するLAナイトも含めた3WAYの頂上決戦が用意された。
序盤、オートンがアナウンステーブルにLAナイトとAJを次々に叩きつけるラフプレイを見せるが、AJもお返し。場外乱闘で攻守が目まぐるしく入れ替わる。中盤、AJがリング内でLAナイトを、場外でオートンを攻めて主導権を握るが、すぐにLAナイトが盛り返しナックル・パート連発で2人まとめて料理。しかし、オートンもスナップ式のパワースラムを連発し、主導権がなかなか決まらないスリリングな展開が続く。
後半、AJとLAナイトによる一進一退の攻防が続くなか、AJがスプリングボード式の450スプラッシュという大技を繰り出すと、激戦のなかでLAナイトが流血。リング内ではAJのスプリングボードをキャッチしたオートンのカウンター式RKOが決まる。
これでフィニッシュかという場面、なんと場外からLAナイトの手が伸び、場外へと引きずり下ろす強引な妨害で床に叩きつけられたレフェリーが失神。LAナイトの力ずくの“禁じ手”発動には「レフェリー災難だな」「決まったのに…」「LAナイト何しているの」や「頭脳プレイだ」「足の引っ張り合いが面白い」と意見は二分した。
その後ノーレフェリー状態の無法地帯となったリングには、ユニバーサル王者ローマン・レインズ、ソロ・シコア、ジミー・ウーソの“ブラッドライン”が乱入し3人を襲撃。ステップスで殴られてグッタリのオートン、リング上のAJにレインズのパワーボム、LAナイトにスーパーマンパンチ、スピアーとやりたい放題の展開に。
ニック・オールディスGMは、その場で「AJ、オートン、LAナイトの3人相手に4WAYマッチが決定したおめでとう」と捨て台詞を放ち、試合をぶち壊した当事者も予想出来ない展開に。戦いは次回以降に持ち越された。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
