【WWE】SMACKDOWN(1月5日・日本時間6日/バンクーバー)
2024年初回となるWWEのレギュラー番組で、“迷惑系YouTuber王者"ローガン・ポールが持つUS王座挑戦者トーナメントが決着。試合直後にマイクを握ったローガンの開催地批判が過ぎて、地元のヒーローで勝者のケビン・オーエンズが怒りのKOパンチを炸裂。おしゃべりユーチューバーを一蹴した。
試合はオーエンズが、食い下がるエスコバーにスタナーを決めカウントスリー。これでオーエンズのUS王座挑戦が決定した。勝利の歓喜もつかの間、放送席にいたローガンが「マイクよこせ」と毒舌トークで祝福。
「おめでとさん、ケビン・オーエンズ」とここまでは良かったが、「見ろよ、こいつ汗だくで息切れしてやがる。俺は1滴も汗をかかずに62日間もベルトを保持している」と自画自賛。
さらに「カナダ人風情がUS王者になれると思うか? バンクーバー・カナックスがNHLを勝ち取るようなもんだ」とカナダ人のオーエンズがカチンとくるホッケーネタを交えた侮辱発言を投下、会場はバンクーバーだ…。
当然ながら観客からは大ブーイング。煽るローガンに視聴者は「カナダ・ディス」「上手いな」「煽り方上手すぎだろ」「出た名物地元いじり」と大盛りあがりだったが、ここでオーエンズの堪忍袋の緒が切れてグーパン一閃。一撃でKOした。
しかも、このオーエンズの一撃は素手ではなく、骨折した腕を覆ったギブス越しの硬い一発。ボクサーとしても活躍しているローガンに「ボクサーがKO…(笑)」「ギブスKOパンチ」「アゴに入ったw」などの声も多数寄せられた。メリケンサックでぶん殴ってタイトル奪取など、姑息な手段で勝ってきた現王者だが、この日ばかりは口は災いの元、焼きが回ったようだった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)