歌謡歌手になることを夢見る元アイドルの松永実優(25)が、名曲を歌い継ぐ歌姫を選出するオーディションに挑戦。自ら丈をカットしたというミニドレスで本戦2次ステージに登場し、欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の「雨の御堂筋」を熱唱した。
日韓共同で新たな歌姫を発掘するオーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』#5が、1月12日(金)夜6時よりABEMAにて放送された。
『トロット・ガールズ・ジャパン』とは
『トロット・ガールズ・ジャパン』は、韓国で絶大な人気を誇る音楽ジャンル「トロット」をテーマに、新たな日本の歌姫を発掘する国内初のオーディション番組。「トロット」は日本で言う“懐メロ“のイメージに近く、オーディションの出場者たちは昭和から平成にかけての名曲を歌唱する。出場者の年齢は12歳から50歳までと幅広く、事前審査を通過した54組57名が予選に参加。優勝を勝ち取った者には賞金1000万円(+追加賞金)が授与される。
本戦1次を突破し、2次ステージに駒を進めた26組の出場者たちが次に挑むのは、対戦相手と1対1で歌唱バトルを行う「1on1サバイバル」。より高い得点を獲得し、勝者となった出場者はその場で本戦3次進出が決定するが、敗者は脱落候補となる。
大胆衣装で歌謡曲を自分らしく表現
淡いブルーのミニドレスから美脚をのぞかせ、本戦2次のステージに立った松永。「大好きな歌謡曲を全世代に、若い人にも広めることが私の夢なので、今回は現代風にミニ丈にしたいなと思って、ロングドレスを自分で思い切りカットしてみました」と衣装について説明し、「私らしくベストを尽くせるように頑張ります!」と元気いっぱいに宣言した。
三重県出身の松永は、幼い頃から大のおじいちゃんっ子。祖父が好きな歌謡曲を一緒に聴いて育ち、音大に進学した。音大在学中からアイドルとして4年間活動してきたが、2023年6月、歌謡歌手になる決意を固め、アイドルを卒業。現在は日中にボイストレーニングの時間を確保するため、ほぼ毎日朝7時から数時間、ビル清掃のアルバイトを行っているそうだ。
日々練習に励み、迎えた本番。ステージへ向かう通路で、松永は「もうなんとでもなれ、です。やることはやってきたので」と明るい笑みをカメラに見せ、歌唱に臨んだ。
こだわりのミニドレスを身にまとい、イントロ部分では軽やかにダンスも披露。音大卒、さらにはミュージカル作品にも数多く出演してきた松永の歌声は終始安定しており、艶っぽい魅力も光り、会場から大きな拍手が巻き起こった。